3.7.2. Linuxサーバー


本書では、例としてRed Hat Enterprise Linuxのサーバーで、復旧メディアを作成する一連の操作を記載します。
(環境やバージョンにより異なる場合がありますので、1つの例としてご参考ください。)


1.Arcsereve(Linux版)では、復旧メディアはインストール時に作成されます。
インストール時に出力される以下の文にその保存先が表示されておりますので、そのディレクトリ配下からメディアを取得します。

2.「/opt/Arcserve/d2dserver/packages」配下にUDP_Agent_Linux-LiveCD.isoがあることを確認します。

3.本事例ではSmart Data Platform(以下SDPF)上のサーバーインスタンスにて復旧する想定としているため、この復旧メディアをSDPF上からアクセスできる操作端末などにコピーします。
ここでは、/fileというフォルダーをSDPF上からアクセスできる操作端末などの任意のフォルダーにマウントしていますので、そこにコピーを実施しています。
$ cp /opt/Arcserve/d2dserver/packages/UDP_Agent_Linux-LiveCD.iso /file

4.フォルダー上にコピーされたことを確認します。

5.本復旧メディアは、別途、構成ガイドのリストア編にて使用します。
ローカル以外の任意の場所に保管しておいてください。

以上で復旧メディア作成は完了です。