2.10. 復旧メディアのマウントおよびISOブートの実行 RHEL8.8編

2.10.1. 概要

本章においては、リストア先ベアメタルサーバーへ復旧メディアのマウントおよびISOブートの実行手順を示します。

2.10.2. 復旧メディアの接続

2.10.2.1. 概要

イメージ管理へアップロードした復旧メディアをリストア先ベアメタルサーバーへメディア接続します。

2.10.2.2. 作業手順

メディア接続の実施

サーバリストからリストア先ベアメタルサーバーのアクションにて「メディア接続」を選択します。
「イメージ名」にて、アップロードした復旧メディアを選択します。

メディア接続する方法は以下を参照ください。

2.10.3. ISOブートの実行手順

2.10.3.1. 作業手順

ISOブート作業

サーバリストからリストア先ベアメタルサーバーのアクションにて「ブートモードの変更」を選択します。ブートモード選択ボックスより「ISOブート」を選択し「ブートモードの変更」ボタンを押下します。
※「ブートモードの変更」を実行すると自動的にサーバの停止・起動が実行されます。
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復旧メディアでのISOブート時、カーネルパラメータを変更して起動を行います。
リストア先ベアメタルサーバーのコンソールへアクセスし、ISOブート起動中に「e」キーを押下して編集モードに入ります。
※ArcserveUDPリストア画面表示する際、復旧メディアを編集モードで起動する必要があります。編集モードで起動する際のキー入力受付時間が非常に短時間となっております。以下の画面が表示された時点で、'e'キーを押下できるようご準備いただき、画面切り替わり直後に'e'キー押下をお願いいたします。
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画像赤枠部分のnoapic nolapic notscを削除し6す。
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「Ctrl+X」を押下し、編集したカーネルパラメータで起動します。
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IPアドレスが設定されていることと、リストア実施を設定する画面にアクセスするためのURLが表示されていることを確認します。
このURLを記録保管します。
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