7.1. Arcserve Cloud Direct環境構築手順書

7.1.1. はじめに

7.1.1.1. 本書の位置付け

本書は、Smart Data Platform(以下SDPF)環境のオフィシャルテンプレートから作成した仮想サーバーにインターネット経由で接続されたArcserve Cloud Directへのデータバックアップ方法、およびリストア方法について記載した手順書です。

7.1.1.2. 免責事項

本書にて紹介する手順例は、実際に弊社で構築した手順を一例として紹介するものです。実際の手順や設定内容は、お客さまの環境によって異なる点についてご了承ください。
本書の情報については注意を払っておりますが、資料の正確性については一切保証しません。また、本書の情報、資料を利用、使用、ダウンロードするなどの行為に関連して生じたあらゆる損害などについても、理由の如何にかかわらず、一切責任を負いません。
なお、本書の内容は、Arcserve社にてサポートされる保証範囲を超えるものではありません。
本書の情報には、第三者が提供している情報が含まれていますが、これらはお客さまがより便利にArcserve UDPをご利用いただくために提供しているものであり、第三者が提供している情報に記載された内容の正確性については、当社は一切責任を負いかねますのでご了承ください。

7.1.1.3. 用語の説明

  • 本書では、次の用語および略称を用いて記載します。

≪用語一覧 ≫

用語 説明
Arcserve Cloud Direct お客さまご自身でバックアップサーバーを構築、運用および保守することなく、Arcserve社が運営するクラウドに直接バックアップできるサービスです。
バックアップ対象サーバー データバックアップ対象のサーバーです。
Cloud Direct Agent バックアップ処理を実行するプログラムです。バックアップサーバーへインストールします。
Cloud Console Webブラウザで利用するクラウドベースの管理UIです。ライセンス管理、コンポーネントのダウンロード、バックアップ設定、リストア、ジョブ監視などの管理機能を提供します。
IMGファイル イメージファイルです。Windows OSはイメージ形式でバックアップの取得が可能です。

7.1.1.4. よくある質問と回答

Arcserve Cloud Directのよくある質問と回答は下記URLをご参照ください。