2. バックアップ環境

2.1. バックアップシステム構成例

UDP Cloud Directによるバックアップシステムの構成例は下記のとおりです。


2.2. 通信要件

  • 本バックアップシステムにおける通信要件は下記のとおりです。

No.

用途

通信元

通信先

サービス(ポート)

1

データバックアップ

バックアップ対象サーバー

Arcserve Cloud Direct

HTTPS(443)

2

コンソール(Cloud Console)

HTTPS(8443)

3

DNS

DNS(53)

4

Agentの配布

バックアップ対象サーバー(Linux)

バックアップ対象サーバー(Windows)

CIFS(445)


※ファイアウォールの設定では上記表No.1-3の通信を許可設定されているものとします。

2.3. 通信処理速度の確認方法

  • バックアップ対象サーバーとArcserveデータセンター間のダウンロード/アップロードの通信レート、Ping応答時間を測定します。

※実際のバックアップやリストア速度はさまざまな要因を受けるため、ここでの測定した結果とは一致せず、傾向を確認するためにご利用ください。
※一部ブラウザでは測定できない場合があります。Mozilla FirefoxまたはGoogle Chromeの使用を推奨いたします。
  • Arcserve Speed Test
    バックアップ対象サーバーから「https://speedtest-sc.arcserve1.com/」にアクセスし、ご利用になるデータセンターを選択後、[START]をクリックすると[START]が[ABORT]に変化し測定が開始されます。
    [ABORT]が[START]に変化すると測定が完了します。