3.4.1. Arcserve UDPコンソール


本書では、例としてWindows Server 2016にArcserve UDPコンソールをインストールする手順を記載します。

1.Arcserveの管理コンソールをインストールするコンピューターに、AdministratorまたはAdministratorsグループのユーザーでログインします。Arcserve Webサイトから、ダウンロードしたインストーラが保存されているフォルダーを開き、「Arcserve_Unified_Data_Protection.exe」をダブルクリックします。セットアップウィザードが開始されます。

2.「セットアップ言語の選択」画面にて、利用する言語を選択してください。
(ここでは日本語を選択します。)[OK]をクリックします。

注釈

サポートされているオペレーティングシステムの英語以外の版が検出された場合、製品をインストールする際に言語を選択する必要があります。Arcserveの日本語版をインストールする場合は、WindowsOSの言語を日本語に設定してからインストールしてください。


3.「使用許諾契約」ダイアログボックスで使用許諾契約の条件を確認し、
同意する場合は[使用許諾契約の条項に同意します]にチェックを入れ、[次へ]をクリックします。

4.「インストールの種類」画面の「インストールタイプの選択」で[高度なインストール]を選択します。

5.「ArcserveUDPコンソール」にチェックを入れ、[次へ]をクリックします。

6.インストールする場所を指定または参照し、[次へ]をクリックします。

7.使用するプロトコルを 「HTTPS」 または 「HTTP」から選択します。ここでは、HTTPSを選択します。
このポート番号は、WebベースのUIに接続する際に使用されます。
デフォルト値:コンソールポート...8015

※補足
Windowsのインストールで利用可能なポート番号は1024~65535です。指定したポート番号が開いていて利用できることを確認してください。セットアップでは、利用できないポートではインストールできません。ここで登録したポート番号を使用して、Arcserveをリモートのブラウザーからも操作できます。

バックアップに使用するWindows管理者の「ユーザ名」と「パスワード」を入力し、[次へ]をクリックします。

8.データベースの設定で、インストールする場所を指定または参照し、[次へ]をクリックします。

9.利用するプログラムがWindowsファイアウォールの例外として登録されます。
[次へ]をクリックします。

10.セットアップの検証が完了し、インストールの準備が整うと、以下の画面が表示されます。
[次へ]をクリックします。

11.サマリー画面が表示されます。[インストール]をクリックします。

12.インストールが開始されます。

13.[更新を今すぐ確認する]にチェックが入っていない状態で、[完了]をクリックします。

[更新を今すぐ確認する]チェックボックスを選択した場合、製品の更新を確認でき、最新の状態にできます。

14.スタートボタンをクリックして、以下のようなArcserveの項目が表示されていることを確認します。
※インストール時に選択した内容で、ここに表示される項目は変わります。
以上でインストールは完了です。
※インストール完了後、ライセンスキーを登録してください。ライセンスキーの登録方法については構成ガイド「Windows Server(集中管理型)」をご参照ください。