5.3.3. アップグレード編(UDP コンソール)¶
本書では、例としてWindows Server 2016のサーバーにインストールされたArcserveを最新バージョンへアップグレードする手順を記載します。
注釈
本書で提示する構成は一例であり、お客さまの環境に応じたアップグレード手順が必要です。
5.3.3.1. Arcserve UDP Agentのバージョンの確認¶
1.現在インストールされているバージョンを確認します。
Arcserveがインストールされたサーバーにて、Arcserveの設定画面を表示するため、Arcserve UDP コンソールにログインします。
2.Arcserve UDP画面で[ヘルプ]―[バージョン情報]をクリックします。
3.現在インストールされているバージョンが表示されます。
[OK]をクリックして閉じます。
5.3.3.2. Arcserveのインストール¶
注釈
コンポーネントをアップグレードする順序があります。「サマリー編」を参照してください。
1.Arcserve UDP コンソールをインストールするコンピューターに、Administrator またはAdministratorsグループのユーザーでログインします。Arcserve Webサイトからダウンロードしたフォルダーを開き、「Arcserve_Unified_Data_Protection.exe」をダブルクリックすると、セットアップウィザードが起動します。
2.「セットアップ言語の選択」画面にて、利用する言語を選択してください。
(ここでは日本語を選択します。) [OK]をクリックします。
3.「使用許諾契約」画面で使用許諾契約の条項を確認し、
同意する場合は[使用許諾契約の条項に同意します]にチェックを入れ、[次へ]をクリックします。
4.「Arcserve UDP コンソール」のステータスが、「アップグレードが必要」になっていることを確認します。
[Arcserve UDP コンソール]が選択されていることを確認し、[次へ]をクリックします。
5.インストールする場所を指定または参照し、[次へ]をクリックします。
6.使用する「プロトコル」、「コンソールポート」、「ユーザ名」、「パスワード」がアップグレード前と同じであるか確認し、[次へ]をクリックします。
7.利用するプログラムがWindows ファイアウォールの例外として登録されます。
[次へ]をクリックします。
8.セットアップの検証が完了し、インストールの準備が整うと、以下の画面が表示されます。
[次へ]をクリックします。
9.「サマリ」画面が表示されます。[インストール]をクリックします。
10.インストールが始まります。
11.インストールが完了したら、[更新を今すぐ確認する]のチェックを外し、[完了]をクリックします。
注釈
アップグレード後、Arcserve UDP v7.0 の画像が残ることがあります。ブラウザーのキャッシュ履歴を削除すると、画像を最新化できます(機能は問題ありません)。
目次
- 1. Arcserve UDP 7.0を用いたSmart Data Platform でのバックアップリストア運用例
- 2. Arcserve UDP 8.xを用いたSmart Data Platform でのバックアップリストア運用例
- 3. Arcserve UDP 9.0を用いたSmart Data Platform でのバックアップリストア運用例
- 4. Arcserve UDP 7.0 から 8.x へのアップグレード手順
- 5. Arcserve UDP 7.0 から 9.0 へのアップグレード手順
- 6. Arcserve UDP 8.x から 9.0 へのアップグレード手順
- 7. Arcserve Cloud Direct環境構築手順書
- 8. Arcserve Replication and High Availabilityのレプリケーション機能を用いたDRソリューションガイド(Hybrid Cloud with Azureとの複合ソリューション)
- 9. <参考>ArcserveUDP バックアップ/リストア時間
- 1. ベアメタルサーバーのバックアップ&リストア概要および手順 RHEL8.1編
- 1.1. ベアメタルサーバーのバックアップ&リストア概要および手順 RHEL8.1編
- 1.2. CIFSサーバー構築 RHEL8.1編
- 1.3. インストーラーのダウンロード RHEL8.1編
- 1.4. バックアップ元ベアメタルサーバーへArcserveUDPインストール RHEL8.1編
- 1.5. バックアッププラン設定とバックアップ実行 RHEL8.1編
- 1.6. リストア先ベアメタルサーバー(v3フレーバー)のデプロイ RHEL8.1編
- 1.7. リストア先ベアメタルサーバーのコンソールアクセス RHEL8.1編
- 1.8. リストア先ベアメタルサーバーへArcserveUDPインストール RHEL8.1編
- 1.9. 復旧メディアのアップロード RHEL8.1編
- 1.10. 復旧メディアのマウントおよびISOブートの実行 RHEL8.1編
- 1.11. ArcserveUDPのリストア実行 RHEL8.1編
- 1.12. リストア実行後の操作 RHEL8.1編
- 1.13. バックアップ元ベアメタルサーバーの削除 RHEL8.1編
- 1.14. リストア先ベアメタルサーバーからArcserveUDPのアンインストール RHEL8.1編
- 1.15. CIFSサーバーの削除実行 RHEL8.1編
- 2. ベアメタルサーバーのバックアップ&リストア概要および手順 RHEL8.8編
- 2.1. ベアメタルサーバーのバックアップ&リストア概要および手順 RHEL8.8編
- 2.2. CIFSサーバー構築 RHEL8.8編
- 2.3. インストーラーのダウンロード RHEL8.8編
- 2.4. バックアップ元ベアメタルサーバーへArcserveUDPインストール RHEL8.8編
- 2.5. バックアッププラン設定とバックアップ実行 RHEL8.8編
- 2.6. リストア先ベアメタルサーバー(v4フレーバー)のデプロイ RHEL8.8編
- 2.7. リストア先ベアメタルサーバーのコンソールアクセス RHEL8.8編
- 2.8. リストア先ベアメタルサーバーへArcserveUDPインストール RHEL8.8編
- 2.9. 復旧メディアのアップロード RHEL8.8編
- 2.10. 復旧メディアのマウントおよびISOブートの実行 RHEL8.8編
- 2.11. ArcserveUDPのリストア実行 RHEL8.8編
- 2.12. リストア実行後の操作 RHEL8.8編
- 2.13. バックアップ元ベアメタルサーバーの削除 RHEL8.8編
- 2.14. リストア先ベアメタルサーバーからArcserveUDPのアンインストール RHEL8.8編
- 2.15. CIFSサーバーの削除実行 RHEL8.8編
- 3. ベアメタルサーバーのバックアップ&リストア概要および手順 Windows Server2016編
- 3.1. ベアメタルサーバーのバックアップ&リストア概要および手順 Windows Server2016編
- 3.2. CIFSサーバー構築 Windows Server2016編
- 3.3. インストーラーのダウンロード Windows Server2016編
- 3.4. バックアップ元ベアメタルサーバーへArcserveUDPインストール Windows Server2016編
- 3.5. バックアッププラン設定とバックアップ実行 Windows Server2016編
- 3.6. リストア先ベアメタルサーバー(v3フレーバー)のデプロイ Windows Server2016編
- 3.7. リストア先ベアメタルサーバーへのコンソールアクセス Windows Server2016編
- 3.8. リストア先ベアメタルサーバーへのArcserveUDPインストール Windows Server2016編
- 3.9. WindowsADKインストール Windows Server2016編
- 3.10. 復旧メディア作成 Windows Server2016編
- 3.11. 復旧メディアのアップロード Windows Server2016編
- 3.12. 復旧メディアのマウントおよびISOブートの実行 Windows Server2016編
- 3.13. ArcserveUDPのリストア実行 Windows Server2016編
- 3.14. リストア実行後の操作 Windows Server2016編
- 3.15. バックアップ元ベアメタルサーバーの削除 Windows Server編
- 3.16. リストア先ベアメタルサーバーからArcserveUDPのアンインストール Windows Server編
- 3.17. CIFSサーバーの削除実行 Windows Server2016編
- 4. ベアメタルサーバーのバックアップ&リストア概要および手順 Windows Server2019編
- 4.1. ベアメタルサーバーのバックアップ&リストア概要および手順 Windows Server2019編
- 4.2. CIFSサーバー構築 Windows Server2019編
- 4.3. インストーラーのダウンロード Windows Server2019編
- 4.4. バックアップ元ベアメタルサーバーへArcserveUDPインストール Windows Server2019編
- 4.5. バックアッププラン設定とバックアップ実行 Windows Server2019編
- 4.6. リストア先ベアメタルサーバー(v3フレーバー)のデプロイ Windows Server2019編
- 4.7. リストア先ベアメタルサーバーへのコンソールアクセス Windows Server2019編
- 4.8. リストア先ベアメタルサーバーへのArcserveUDPインストール Windows Server2019編
- 4.9. WindowsADKおよびWindowsPEインストール Windows Server2019編
- 4.10. 復旧メディア作成 Windows Server2019編
- 4.11. 復旧メディアのアップロード Windows Server2019編
- 4.12. 復旧メディアのマウントおよびISOブートの実行 Windows Server2019編
- 4.13. ArcserveUDPのリストア実行 Windows Server2019編
- 4.14. リストア実行後の操作 Windows Server2019編
- 4.15. バックアップ元ベアメタルサーバーの削除 Windows Server2019編
- 4.16. リストア先ベアメタルサーバーからArcserveUDPのアンインストール Windows Server2019編
- 4.17. CIFSサーバーの削除実行 Windows Server2019編
- 5. ベアメタルサーバーのバックアップ&リストア概要および手順 Windows Server2019編(v4フレーバー)
- 5.1. ベアメタルサーバーのバックアップ&リストア概要および手順 Windows Server2019編(v4フレーバー)
- 5.2. CIFSサーバー構築 Windows Server2019編(v4フレーバー)
- 5.3. インストーラーのダウンロード Windows Server2019編(v4フレーバー)
- 5.4. バックアップ元ベアメタルサーバーへArcserveUDPインストール Windows Server2019編(v4フレーバー)
- 5.5. バックアッププラン設定とバックアップ実行 Windows Server2019編(v4フレーバー)
- 5.6. リストア先ベアメタルサーバー(v4フレーバー)のデプロイ Windows Server2019編(v4フレーバー)
- 5.7. リストア先ベアメタルサーバーへのコンソールアクセス Windows Server2019編(v4フレーバー)
- 5.8. リストア先ベアメタルサーバーへのArcserveUDPインストール Windows Server2019編(v4フレーバー)
- 5.9. WindowsADKおよびWindowsPEインストール Windows Server2019編(v4フレーバー)
- 5.10. 復旧メディア作成 Windows Server2019編(v4フレーバー)
- 5.11. 復旧メディアのアップロード Windows Server2019編(v4フレーバー)
- 5.12. 復旧メディアのマウントおよびISOブートの実行 Windows Server2019編(v4フレーバー)
- 5.13. ArcserveUDPのリストア実行 Windows Server2019編(v4フレーバー)
- 5.14. リストア実行後の操作 Windows Server2019編(v4フレーバー)
- 5.15. バックアップ元ベアメタルサーバーの削除 Windows Server2019編(v4フレーバー)
- 5.16. リストア先ベアメタルサーバーからArcserveUDPのアンインストール Windows Server2019編(v4フレーバー)
- 5.17. CIFSサーバーの削除実行 Windows Server2019編(v4フレーバー)
- 1. Managed Load Balancer 構成ガイド
- 2. Managed Load Balancer / Managed Firewall 構成ガイド(ツーアーム構成)
- Managed Load Balancer / Managed Firewall 構成ガイド(ワンアーム構成)
- 1. ロードバランサー(NetScaler VPX)構成ガイド
- 2. ファイアウォール・ロードバランサー構成例(ツーアーム)※クライアントのIPアドレス変換なし
- 3. ファイアウォール・ロードバランサー構成例(ワンアーム)※クライアントのIPアドレス変換なし
- 4. ファイアウォール・ロードバランサー・Managed WAF 構成例(ツーアーム)※クライアントのIPアドレス変換なし
- 5. ファイアウォール・ロードバランサー・Managed WAF構成例(ワンアーム)※クライアントのIPアドレス変換なし