5.3.1. サマリー編

5.3.1.1. 概要

はじめに

本書の目的・位置づけ

  • 本書は、Arcserve UDP v7.0にてUDP コンソールを用いた集中管理構成で利用中のお客さま向けの、Arcserve UDP 9.xへアップグレードするための手順です。
  • 本書では、以下の構成でのアップグレード手順例として記載しています。

アップグレードの流れ


UDP コンソールを用いた集中管理構成の場合、以下の流れでアップグレードを行います。

  • 復旧ポイントサーバー、Windowsノードに対しては、UDP コンソールからリモートアップグレードを行えます。
  • Linuxノード(Linux バックアップサーバー配下の、エージェントがインストールされていないサーバー)に対する作業は不要です。

ダウンロード


専用サイトにアクセスし、Arcserve UDP 9.xのインストールファイルをダウンロードします。

インストールファイルは、それぞれアップグレード対象のサーバーに配置します。

Arcserve UDP ダウンロードリンク


アップグレード


各サーバーにインストールされているArcserveをアップグレードします。

ライセンスキーの更新


アップグレード終了後、Arcserve UDP 9.0のライセンスキーをArcserve上で登録します。

移行情報の確認


Arcserve UDP v7.0で作成したバックアップスケジュールや、ログが移行されていることを確認します。

移行が完了したら、復旧メディアの再作成してください。

5.3.1.2. 事前にご準備いただくもの(Arcserve操作時)

下記の環境や情報を確認のうえ、作業してください。

警告

・以下の注意/制限事項を確認のうえ、Arcserveを導入してください。

・ドメイン名やサーバー名にアンダースコア(_)を含むノードへArcserve UDP 9.0を適用しないでください。
詳細は以下ドキュメントを参照してください。

アップグレード対象となるサーバーインスタンス(Windows、Linux)


現在、Arcserve UDP v7.0がインストールされているサーバーは、すべてUDP 9.xへアップグレードしてください。

Arcserveライセンスキー(Arcserve UDP 9.x)


お申し込み後にポータルの申込詳細(画面)に表示されるライセンスキーです。アップグレード後に登録してください。

アップグレードに関する詳細サイト


  • Arcserve UDP 9.x新機能について

https://www.arcserve.com/sites/default/files/2023-01/udp-9x-new-feature.pdf

  • Arcserve UDP 9.0のインストール・アップグレードについて

https://support.arcserve.com/s/article/2023011601?language=ja

  • Arcserve UDP 9.1のインストール・アップグレードについて

https://support.arcserve.com/s/article/2023070601?language=ja

お問い合わせ先

  • Smart Data Platform(以下SDPF)のサービス仕様やエラー事象および操作方法に関するお問い合わせ

  SDPF Knowledge Centerのリンク「よくある質問」を参照ください。

  • Arcserveの仕様やエラー事象および操作方法に関するお問い合わせ

  こちらを参照ください。    https://support.arcserve.com/s/?language=ja