1.1.6.2. Wasabiオブジェクトストレージを設定する

本項では、Wasabiオブジェクトストレージ(以下Wasabi)の設定手順についてご説明します。

前提条件を確認する

  • Wasabi環境が利用可能であること

バケットを作成する

本項では、Wasabi内に、データを保存する領域である「バケット」を作成する手順を説明しています。

Wasabiへのログイン後、画面右上の言語設定ボタンより、言語設定が可能です。

本書では「日本語」を選択したものとしてご説明します。

  1. 以下のサイトにアクセスし、Wasabiにログインします。

  2. 画面左のメニューの「データアクセス」内、[バケット]をクリックします。

  3. 画面右の[バケットを作成]をクリックします。

    バケット作成 - 作成ボタン
  4. 表示されたダイアログの「1 バケット名」タブにて、以下のとおり入力・選択して[次]をクリックします。

    • バケット名: <作成するバケット名>
    • 地域: <バケットを配置するリージョン>
    • 設定をコピーするバケット: (未選択)
    バケット作成 - バケット名
  5. 「2 プロパティを設定する」タブでは、画面表示に従ってプロパティを任意で設定し、[次]をクリックします。

    • バケットのバージョン管理
    • バケットのログ
    • オブジェクトロック
    バケット作成 - プロパティ
  6. 「3 見直し」タブにて表示される内容を確認し、[バケットを作成]をクリックします。

    バケット作成 - 見直し
  7. バケットが正常に作成されることを確認します。

    バケット作成 - 作成完了

注釈

  • バケットポリシーにより、ユーザーやIPアドレスによるアクセス制御が可能です。ご利用の環境に応じてアクセス制御を実施してください。
  • IoT Connect GatewayのグローバルIPアドレスについては こちら を参考にお問い合わせください。

IoT Connect Gateway用のユーザーを作成する

本項では、Wasabiにて、IoT Connect Gatewayで利用するユーザーを作成する手順を説明しています。

Wasabiへのログイン後、画面右上の言語設定ボタンより、言語設定が可能です。

本書では「日本語」を選択したものとしてご説明します。

  1. 画面左のメニューの「ユーザーとグループ」内、[ユーザー]をクリックします。

  2. 画面右の[ユーザーを作成]をクリックします。

    ユーザー作成 - 作成ボタン
  3. 表示されたダイアログの「1 詳細」タブにて、以下のとおり入力・選択して[次]をクリックします。

    • ユーザー名: <作成するユーザー名>
    • アクセスの種類: プログラム(APIキーを作成)
    ユーザー作成 - 詳細タブ
  4. 「2 グループ」タブにて新しいグループを任意で作成・割り当てし、[次]をクリックします。

    ユーザー作成 - グループタブ
  5. 「3 ポリシー」タブにて以下のポリシーを割り当て、[次]をクリックします。

    • WasabiReadOnlyAccess
    • WasabiWriteOnlyAccess
    ユーザー作成 - ポリシータブ
  6. 「4 見直し」タブにて表示される内容を確認し、[ユーザーを作成]をクリックします。

    ユーザー作成 - 見直しタブ
  7. 「新しいアクセスキーを作成する」画面に表示される「アクセスキー」と「秘密鍵」を控えておきます。

    警告

    • 本画面でのみ、秘密鍵の表示が可能です。忘れずに控えるようにしてください。
    ユーザー作成 - アクセスキー