1.1.6.3. IoT Connect Gatewayを設定する

本項では、IoT Connect Gateway(以下ICGW)の設定方法について記載しています。

なお、本書中の設定値の「< >」の表記については、ご利用の環境により各自入力いただく箇所となります("<"から">"までを設定値に置き換えてください)。

前提条件を確認する

前提条件は、「1.1.3.3. IoT Connect Gatewayを設定する - 前提条件を確認する」をご参照ください。

SIM登録を確認する

SIM登録の確認方法は、「1.1.3.3. IoT Connect Gatewayを設定する - SIM登録を確認する」をご参照ください。

SIMグループを作成する

SIMグループの作成方法は、「1.1.3.3. IoT Connect Gatewayを設定する - SIMグループを作成する」をご参照ください。

Wasabiオブジェクトストレージへの接続設定をする

本項では、接続先クラウドストレージであるWasabiオブジェクトストレージ(以下Wasabi)へ画像データを送信する際に必要な設定について記載しています。

認証設定

  1. メニューより、[クラウドサービス接続]>[認証]をクリックします。

  2. [新規作成]をクリックします。

    Create New Authentication
  3. 表示された「認証 新規作成」ページでは以下のとおり入力・選択し、[作成]をクリックします。

    • 絞り込み検索
      • クラウド: AWS
    • 設定内容
      • 証明書種別: <AWS認証>
      • 認証名: <任意の認証設定名>
      • 説明: <任意の説明文>
      • アクセスキーID: <Wasabiにて作成したICGW用ユーザーのアクセスキー>
      • シークレットアクセスキー: <Wasabiにて作成したICGW用ユーザーのシークレットアクセスキー(秘密鍵)>
    Register a Credential Set
  4. 「Success.」と表示され、設定内容が正しく表示されることを確認します。画面下部の[戻る]をクリックします。

    A new credential has been added successfully.
  5. 認証一覧に作成した認証設定が表示されていることを確認します。

    Credential List

クラウドサービス接続(ストレージ)設定

  1. メニューより、[クラウドサービス接続]>[グループ]をクリックします。

  2. グループ一覧より、使用するSIMが属するグループを選択します。

  3. [ストレージ]タブをクリックし、[新規作成]をクリックします。

    Wasabi Storage 1
  4. 表示された「ストレージ 新規作成」に以下のとおり入力・選択し、[作成]をクリックします。

    注釈

    • 下記、「エントリーポイント」>「Path」の設定値は、お客様の環境により異なる場合がございます。
    • エントリーポイント
      • 設定名: <任意の設定名>
      • 有効: On
      • Path: /wasabi/*
      • 優先度: 100
      • デバイス側Path指定: On
    • 宛先設定
      • 転送先種別: S3
      • エンドポイント: s3.wasabisys.com
      • 認証選択: <上で作成した認証設定>
      • バケット: <WasabiのBucket名>
      • Filepath: (空白)
    • メタデータ操作
      • IMSI付与: <任意>
      • IMEI付与: <任意>
      • MSISDN付与: <任意>
      • デバイス名付与: <任意>
      • カスタムヘッダ: (設定なし)
      • カスタムタグ: (設定なし)
    Wasabi Storage 2
  5. 「Success.」と表示され、設定内容が正しく表示されることを確認します。画面下部の[戻る]をクリックします。

    Wasabi Storage 3
  6. 作成したストレージ設定がリストに表示されることを確認します。

    Wasabi Storage 4