1.1.3.2. Things Cloudを設定する

本項では、接続先クラウドサービスであるThings Cloudにて必要な設定について記載しています。

なお、本書中の設定値の「< >」の表記については、ご利用の環境により各自入力いただく箇所となります("<"から">"までを設定値に置き換えてください)。

注釈

  • 本項記載時の「Things Cloud」のバージョンは"10.14.0"です。

前提条件を確認する

  • Things Cloudが利用可能であること
    • Things Cloudを申し込み済みであり、Things Cloudにログインできることをご確認ください。
    • Things Cloudの申し込み手順については、「1.1.2.4. Things Cloudを申し込む」を参照ください。

SmartRESTテンプレートを作成する

  1. 以下のURLにアクセスし、Things Cloudにログインします。

    • URL: https://<Things Cloudのテナント名>.je1.thingscloud.ntt.com/
  2. 画面右上の[アプリケーション選択]ボタンをクリックし、[デバイス管理]を選択します。

    デバイス管理アプリケーション
  3. 画面左の[デバイス タイプ]>[SmartRESTテンプレート]を選択します。

    SmartRESTテンプレート画面遷移
  4. 画面右上の[新しいテンプレートを追加]を選択し、以下の項目を入力しSmartRESTテンプレートを作成します。

    • SmartRESTテンプレート名: <任意のSmartRESTテンプレート名>
    • SmartRESTテンプレートID: <任意のSmartRESTテンプレートID>
    SmartRESTテンプレート作成
  5. 先ほど作成したSmartRESTテンプレートを選択し、[メッセージを追加]を選択します。

    メッセージテンプレート作成
  6. 以下の項目を入力・選択し、メッセージテンプレートを作成します。

    • メッセージID: <任意のメッセージID>

    • 名前: <任意のメッセージテンプレート名>

    • 対象のREST API: 測定

    • 方法: POST

    • レスポンスを含む: オフ

    • REST API 組み込みフィールド
      • $.type: <任意のtype名>
      • $.time: 未設定
    • REST API カスタム フィールド
      • フィールド(温度)
        • フラグメント名: <任意のフラグメント名>
        • シリーズ名: <任意のシリーズ名>
        • フィールド名: <フラグメント名>.<シリーズ名>.value
        • データ型: 数字
        • 値: 未入力
      • フィールド(湿度)
        • フラグメント名: <任意のフラグメント名>
        • シリーズ名: <任意のシリーズ名>
        • フィールド名: <フラグメント名>.<シリーズ名>.value
        • データ型: 数字
        • 値: 未入力
    メッセージテンプレート設定

アラートメール送信設定をする(任意)

温湿度センサーから取得したデータがしきい値を超過した際にアラートを発生させ、指定されたメールアドレスにアラートメールを送信させるアラートメール送信機能の設定手順です。

1.1.3.4. 動作確認をする(実⾏コード例)」を参考に、実データを送信した後に設定を実施いただきますようお願いいたします。

アラート設定をする

  1. 以下のURLにアクセスし、Things Cloudにログインします。

    • URL: https://<Things Cloudのテナント名>.je1.thingscloud.ntt.com/
  2. 画面右上の[⊕]をクリックし、[グループを追加]を選択します。

    グループを追加
  3. 以下の項目を設定し、グループを作成します。

    • グループ名: <任意のグループ名>
    • デバイス: <作成するグループに所属させたいデバイスを選択>
    グループを作成
  4. 画面左の[グループ]>[作成したグループのグループ名]>[選択したデバイス名]>[データ エクスプローラ]を選択し、[データポイントを追加]を選択します。

    データポイントを追加
  5. データポイントを選択し、[追加]を選択します。

    データポイントを追加
  6. データポイントのメニューを開き、[スマートルールを作成]を選択します。

    スマートルールを作成
  7. [計測値のしきい値超過時 アラームを作成]を選択します。

    計測値のしきい値超過時 アラームを作成
  8. 以下の項目を入力し、温湿度センサーから取得したデータが指定されたしきい値を超過した際にアラートを発生させるスマートルールを作成します。

    • ルール名: <任意のスマートルール名>

    • しきい値時
      • フラグメント: 自動入力
      • シリーズ: 自動入力
      • 最小値: <任意の最小値>
      • 最大値: <任意の最大値>
    • アラーム作成
      • タイプ: <任意のタイプ>
      • テキスト: <アラームメッセージ>
      • データ型: 数字
    • 対象のアセットもしくはデバイス
      • デバイス: 自動入力
    スマートルールを設定


    スマートルールを設定

アラートメール設定をする

  1. 以下のURLにアクセスし、Things Cloudにログインします。

    • URL: https://<Things Cloudのテナント名>.je1.thingscloud.ntt.com/
  2. 画面左の[グループ]>[作成したグループのグループ名]>[選択したデバイス名]>[情報]を選択し、画面右上の[スマートルールを追加]を選択します。

    スマートルールを追加
  3. [アラーム時 Eメールを送信]を選択します。

    アラーム時 Eメールを送信
  4. 以下の項目を入力し、温湿度センサーから取得したデータが指定されたしきい値を超過した際にアラートメールを送信するスマートルールを作成します。

    • ルール名: <任意のスマートルール名>

    • 次のタイプのアラームの場合: <アラームメール設定をしたいアラームのタイプ>

    • Eメール送信
      • 送信先: <アラートメールの送信先メールアドレス>
      • 送信先(CC): <アラートメールの送信先(CC)メールアドレス>
      • 送信先(BCC): <アラートメールの送信先(BCC)メールアドレス>
      • 返信先: <アラートメールの返信先メールアドレス>
    • 件名: <アラートメールの件名>

    • メッセージ: <アラートメールメッセージ>

    • 対象のアセットもしくはデバイス
      • デバイス: 自動入力
    スマートルールを設定


    スマートルールを設定