1.1.6.3. Things Cloudを設定する

本項では、以下の実装において必要なThings Cloudの設定・カスタマイズ手順について説明します。

  • 実装3: IoT機器からThings Cloudへの各種測定値送信

本書においては、温湿度センサーから取得する温湿度データ、およびGPSセンサーから取得する位置情報データを例として記載しています。

なお、本書中の設定値の「< >」の表記については、ご利用の環境により各自入力いただく箇所となります("<"から">"までを設定値に置き換えてください)。

c8yエージェントの動作確認をする

c8yエージェントの動作確認手順については、「1.1.4.2. Things Cloudを設定する - c8yエージェントの動作確認をする」を参照ください。

Things Cloudのデバイス登録を確認する

Things Cloudへのデバイス登録確認手順については、「1.1.4.2. Things Cloudを設定する - Things Cloudのデバイス登録を確認する」を参照ください。

Things Cloudのデバイスグループを設定する

自動登録されたデバイスをThings Cloudのグループに割り当てる手順については、「1.1.4.2. Things Cloudを設定する - Things Cloudのデバイスグループを設定する」を参照ください。

SmartRESTテンプレートを作成する

注釈

  • 本項は、温湿度データをThings Cloudに送る際に必要なMQTT静的テンプレート設定について記載をしています。
  • 位置情報データの取得のみであれば、Things Cloudにおいてあらかじめ用意されているMQTT静的テンプレートを利用するため、本項の作業は必要ありません。
  1. 作業端末にて以下のURLにアクセスし、Things Cloudにログインします。

    • URL: https://<Things Cloudのテナント名>.je1.thingscloud.ntt.com/
  2. 画面右上の[アプリケーション選択]ボタン(■が9つ並んだボタン)をクリックし、[デバイス管理]を選択します。

    SmartRESTテンプレート作成 - デバイス管理
  3. 画面左のメニューより、[デバイスタイプ]>[SmartRESTテンプレート]をクリックします。

  4. 「SmartRESTテンプレート」画面右上の[テンプレートの作成]をクリックします。

    SmartRESTテンプレート作成 - 新しいテンプレートを追加
  5. 「SmartRESTテンプレートを追加」画面にて、以下のとおり入力して[次へ]をクリックします。

    • テンプレート名: <任意のテンプレート名>
    • テンプレートID: th(※)

    注釈

    • (※)任意のテンプレートIDで問題ありませんが、後のコード例では「th」と設定したものとして記載をしています。
    SmartRESTテンプレート作成 - SmartRESTテンプレートを追加
  6. 「SmartRESTテンプレートが作成されました。」と表示され、作成したSmartRESTテンプレート画面に遷移することを確認します。

  7. SmartRESTテンプレート画面のメニューより[メッセージ]を選択し、[メッセージを追加]をクリックします。

    SmartRESTテンプレート作成 - メッセージを追加
  8. 表示されたウィンドウにて以下のとおり入力・選択し、[保存]をクリックします。

    • メッセージID: 992

    • 名前: <任意の名前>

    • 対象のREST API: 計測値

    • 方法: POST

    • レスポンスを含む: Off

    • REST API組み込みフィールド
      • $.type: Temperature-Humidity
      • $.time: (空白)
    • REST APIカスタムフィールド([フィールドを追加]にて入力欄を追加してください)
      • Temperature.t.value, 数字, (空白)
      • Humidity.h.value, 数字, (空白)
    SmartRESTテンプレート作成 - メッセージ作成
  9. 「メッセージテンプレートが保存されました。」と表示されること、およびリストに作成したメッセージが表示されることを確認します。

注釈