1.1.1.1. 概要と用語を確認する

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  • Smart Data Platform(以下SDPF)のサービスであるIoT Connect Mobile Type S、IoT Connect Gatewayを利用し、温湿度センサーを搭載したIoT機器からThings Cloud、Azure IoT Hubに測定データを送信する環境構築の自動化の手順について紹介します。
  • 本書では、IoT機器として「Raspberry Pi 4 Model B」を利用しています。初期セットアップやセンサー利用のための構築例についても記載しています。

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用語 説明 URL
IoT Connect Mobile Type S IoTビジネスを実現するためのIoT機器向けモバイルデータ通信サービス。簡単かつセキュアな通信が可能です。IoT機器からのデータ送信に利用します。 https://sdpf.ntt.com/services/icms/
IoT Connect Gateway IoT機器の処理負荷・データ量を気にせず、接続先クラウドサービスのインターフェイス仕様に合わせて簡単かつセキュアな接続を実現するサービス。IoT機器から各クラウドサービスへの接続のゲートウェイとして利用します。 https://sdpf.ntt.com/services/icgw/
Things Cloud さまざまなセンサー・デバイスからのデータ収集、可視化、分析、管理など、IoTに必要な機能がパッケージ化されたIoTプラットフォームサービス。本書では、温湿度データの表示に利用しています。 https://sdpf.ntt.com/services/things-cloud/
Azure IoT Hub IoTアプリケーションと管理対象機器の間で、安全かつ信頼性の高い通信を実現する、Microsoft AzureでホストされるIoTソリューションバックエンドサービス。本書では、温湿度データの転送先サービスとして利用しています。 https://azure.microsoft.com/ja-jp/services/iot-hub/
Hybrid Cloud with Microsoft Azure SDPFサービスの1つで、Microsoft Azureの利用に必要なAzureサブスクリプションをオンライン発行するサービス。 https://sdpf.ntt.com/services/microsoft-azure/
Azure DevOps Microsoft Azureサービスの1つで、開発を計画的かつ効率的に行うためのツール群を提供するサービスです。 https://azure.microsoft.com/ja-jp/services/devops/
Raspberry Pi シングルボードコンピューター製品の1つ。本書では「Raspberry Pi 4 Model B」を採用し、IoT機器として利用しています。