1.1.1.2. 環境構成を確認する

  • 本書で扱う環境構成についてご紹介します。
    • 構成A: Things Cloud・温湿度センサー利用
    • 構成C: Azure IoT Hub・温湿度センサー利用

構成A: Things Cloud・温湿度センサー利用

構成イメージ

本構成のイメージは以下の図のとおりです。

Things Cloud・温湿度センサー利用構成

処理の流れ

  1. Azure DevOpsのRelease Pipelinesコードを実行し、IoT Connect Gateway(以下ICGW)およびThings Cloudの設定をします。
  2. IoT機器にてPythonコードを実行し、温湿度センサーから温湿度データを取得します。
  3. 取得した温湿度データをIoT Connect Mobile Type S(以下ICM(S))回線を利用してICGWへ転送します。
  4. ICGWにてデータの暗号化を行い、インターネット経由でThings Cloudへ転送します。
  5. Things Cloudにて、温湿度データのグラフ表示やアラートメールの送信をします。

構成C: Azure IoT Hub・温湿度センサー利用

構成イメージ

本構成のイメージは以下の図のとおりです。

Azure IoT Hub・温湿度センサー利用構成

処理の流れ

  1. Azure DevOpsのRelease Pipelinesコードを実行し、ICGWおよびAzure IoT Hubの設定・構築をします。
  2. IoT機器にてPythonコードを実行し、温湿度センサーから温湿度データを取得します。
  3. 取得した温湿度データをICM(S)回線を利用してICGWへ転送します。
  4. ICGWにてデータの暗号化を行い、インターネット経由でAzure IoT Hubへ転送します。
  5. Azure IoT Hubにて、温湿度データの受信確認を行います。