1.1.1.1. 概要と用語を確認する

概要を確認する

  • Smart Data PlatformのサービスであるIoT Connect Mobile Type S、IoT Connect Gatewayを利用し、

    • Things CloudからIoT機器のコマンド実行
    • カメラセンサーを搭載したIoT機器で撮影した画像のWasabiオブジェクトストレージへの転送とThings Cloudでの撮影画像表示
    • 温湿度センサー/GPSセンサーを搭載したIoT機器で取得した温湿度データ/位置情報データのThings Cloudへの転送とThings Cloudでのデータ表示

    を行う環境の構築手順について紹介します。

  • 本書では、IoT機器として「Raspberry Pi 4 Model B」を利用しています。初期セットアップやセンサー利用のための構築例についても記載しています。

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用語 説明 URL
IoT Connect Mobile Type S IoTビジネスを実現するためのIoT機器向けモバイルデータ通信サービス。簡単かつセキュアな通信が可能です。IoT機器からのデータ送信に利用します。 https://sdpf.ntt.com/services/icms/
IoT Connect Gateway IoT機器の処理負荷・データ量を気にせず、接続先クラウドサービスのインターフェイス仕様に合わせて簡単かつセキュアな接続を実現するサービス。IoT機器から各クラウドサービスへの接続のゲートウェイとして利用します。 https://sdpf.ntt.com/services/icgw/
Things Cloud さまざまなセンサー・デバイスからのデータ収集、可視化、分析、管理など、IoTに必要な機能がパッケージ化されたIoTプラットフォームサービス。本書では、温湿度データおよび位置情報データの表示に利用しています。 https://sdpf.ntt.com/services/things-cloud/
Wasabiオブジェクトストレージ 大容量データの保存に適したAmazon S3互換のオブジェクトストレージサービス。IoT機器のカメラセンサーで撮影した画像の保存先として利用します。 https://sdpf.ntt.com/services/wasabi/
Raspberry Pi シングルボードコンピューター製品の1つ。本書では「Raspberry Pi 4 Model B」を採用し、IoT機器として利用しています。