1.1.3.3. 機能改善パッチの適用と復旧ポイントのコピータスクを作成する¶
Arcserve UDPの機能改善パッチの適用方法と復旧ポイントのコピータスクの作成方法について記載します。
注釈
- 設定値は本構成用の参考値となります。ご利用の環境にあわせて適切な値を設定してください。
機能改善パッチの適用¶
- エージェント(バックアップ対象)のサーバーにて、「P00002562.exe」をダブルクリックします。
- 言語の選択の画面にて、ご利用になりたい言語を選択してください。(ここでは日本語を選択します。) 「OK」をクリックします。
- 「次へ」をクリックします。
- 「使用許諾契約」ダイアログ ボックスで使用許諾契約の条件を確認し、「同意する」をクリックします。
- 「ローカルインストール」を選択し、「次へ」をクリックします。
- 「インストール」をクリックします。
- パッチのインストールが開始されます。
- インストール完了後、以下の画面が表示されますので「完了」をクリックします。
以上でパッチのインストールは完了です。
復旧ポイントのコピータスクの作成¶
- UDPコンソールにて、「すべてのプラン」をクリック後、作成したバックアッププランをクリックします。
- 左ペインから「タスクの追加」をクリックします。
- 「タスクの種類」で、「復旧ポイントのコピー」を選択します。
- 「ソース」で復旧ポイントのコピー元のスケジュールを選択します。
- 「コピー設定」で、「デスティネーションの種類」で「クラウドストレージ」を、「クラウドサービス」で「Wasabi Hot Cloud Storage」を選択し、「クラウドストレージ」で「追加」をクリックします。
- 「クラウドアカウントの追加」で、「表: クラウドアカウントの設定値」を入力後、「OK」をクリックします。
¶ 設定項目 設定値 表示名 Wasabi-Bucket クラウドサービス Wasabi Hot Cloud Storage クラウドのエンドポイント https://s3.ap-northeast-1-ntt.wasabisys.com/ アクセスキーID Wasabiアカウントのアクセスキー シークレットアクセスキー Wasabiアカウントのシークレットキー プロキシサーバを使用して接続する 無効 バケット名 objectlock-bucket - 「表: コピーの設定値」の値を入力します。
¶ 設定項目 設定値 デスティネーションの種類 クラウドストレージ クラウドサービス Wasabi Hot Cloud Storage クラウドストレージ Wasabi-Bucket ※先ほど追加したストレージ オブジェクトロックを有効にする。 有効 圧縮 標準 暗号化アルゴリズム 暗号化なし - 「オブジェクトロック設定」をクリックします。「デフォルトの保存モード」で「ガバナンス」または「コンプライアンス」を選択し、「デフォルトの保持期間」を入力後、「OK」をクリックします。本構成では「コンプライアンス」を選択し、デフォルトの保持期間を「7日」に設定します。
- 「スケジュール」をクリック後、必要に応じて「ジョブスケジュール」と「復旧ポイントの保存数」を設定し、「保存」をクリックします。本構成ではスケジュールを「土曜日」の「0:00~6:00」、保存数はデフォルトの「1」に設定します。
注釈
- ジョブスケジュールがデフォルト設定(未設定)の場合、バックアップタスク終了直後に復旧ポイントのコピーが実行されます。復旧ポイントのコピーを実施したくない曜日や時間帯がある場合は「追加」をクリックし、スケジュールの追加を行ってください。
- 作成したプランのノードへの展開が行われ、タスク2が追加されたことが確認できます。