4.1.4. 移行情報の確認編

本書では、例としてWindows Server 2016にインストールされたArcserveのアップグレード後の確認方法を記載します。

注釈

本書で提示する構成は一例であり、お客さま環境に応じた移行情報の確認が必要です。

4.1.4.1. バックアップスケジュール、ログの確認


1.Arcserveがインストールされたサーバーにて、Arcserveの設定画面を表示します。
OSデスクトップ下部にあるタスクバーからArcserveのアイコンを選択します。

2.[Arcserve UDPエージェントを開く]をクリックします。

3.「ログイン」画面が表示されますので、[ログイン名]、[パスワード]を入力し、[ログイン]をクリックします。

4.ログイン後、管理画面が表示されます。管理画面の右ペインの[ナビゲーション]>[タスク]>[設定]をクリックします。
表示された「設定」画面の[バックアップ設定]>[スケジュール]をクリックします。
表示されたスケジュール画面に、アップグレード前のスケジュールが設定されているか確認します。
スケジュールに問題がなければ、[キャンセル]をクリックします。

5.管理画面の右ペインの[ナビゲーション]>[タスク]>[ログの表示]をクリックします。

6.「アクティビティログ」画面が開き、過去のログが表示されているか確認します。

4.1.4.2. 復旧メディアの再作成

1.Arcserveのバージョンをアップグレード後、再度、復旧メディアを作成する必要があります。
 復旧メディアの再作成については、「サーバーインスタンスへリストア編(SDPF内のWindows)」を参照ください。

注釈

アップグレード前の復旧メディアを用いてリストアはできません。

4.1.4.3. その他

  • アップグレード後も、旧バージョンで取得したバックアップをリストアできます。
  • アップグレード後、Arcserve UDP 7.0の画像が残る場合があります。ブラウザーのキャッシュ履歴を削除すれば、画像を最新化できます(機能については問題ありません)。
  • アップグレード後、初回のバックアップスケジュールでは検証バックアップとなります。
  • Arcserve UDP 8.xのインストール・アップグレードに関する注意事項は下記を参照ください。

https://support.arcserve.com/s/article/2021032301?language=ja


以上で移行情報の確認は完了です。