6.3.1. サマリー編

6.3.1.1. 概要

はじめに

本書の目的・位置づけ

  • 本書は、Arcserve UDP v8.xにてUDP コンソールを用いた集中管理構成で利用中のお客さま向けの、Arcserve UDP 9.xへアップグレードするための手順です。
  • 本書では、以下の構成でのアップグレード手順例として記載しています。

アップグレードの流れ


UDP コンソールを用いた集中管理構成の場合、以下の流れでアップグレードを行います。

  • 復旧ポイントサーバー、Windowsノードに対しては、UDP コンソールからリモートアップグレードを行えます。
  • Linuxノード(Linux バックアップサーバー配下の、エージェントがインストールされていないサーバー)に対する作業は不要です。

ダウンロード


専用サイトにアクセスし、Arcserve UDP 9.0のインストールファイルをダウンロードします。

インストールファイルは、それぞれアップグレード対象のサーバーに配置します。

Arcserve UDP ダウンロード


アップグレード


各サーバーにインストールされているArcserveをアップグレードします。

ライセンスキーの更新


アップグレード終了後、Arcserve UDP 9.xのライセンスキーをArcserve上で登録します。

移行情報の確認


Arcserve UDP v8.1で作成したバックアップスケジュールや、ログが移行されていることを確認します。

移行が完了したら、復旧メディアの再作成してください。

6.3.1.2. 事前にご準備いただくもの(Arcserve操作時)

下記の環境や情報を確認のうえ、作業してください。

警告

アップグレード対象となるサーバーインスタンス(Windows、Linux)


現在、Arcserve UDP v8.xがインストールされているサーバーは、すべてUDP 9.0へアップグレードしてください。

Arcserveライセンスキー(Arcserve UDP 9.x)


お申し込み後にポータルの申込詳細(画面)に表示されるライセンスキーです。アップグレード後に登録してください。

アップグレードに関する詳細サイト


  • Arcserve UDP 9.x新機能について

https://www.arcserve.com/sites/default/files/2023-01/udp-9x-new-feature.pdf

  • Arcserve UDP 9.0のインストール・アップグレードについて

https://support.arcserve.com/s/article/2023011601?language=ja

  • Arcserve UDP 9.1のインストール・アップグレードについて

https://support.arcserve.com/s/article/2023070601?language=ja

お問い合わせ先

  • Smart Data Platform(以下SDPF)のサービス仕様やエラー事象および操作方法に関するお問い合わせ

  SDPF Knowledge Centerのリンク「よくある質問」を参照ください。

  • Arcserveの仕様やエラー事象および操作方法に関するお問い合わせ

  こちらを参照ください。    https://support.arcserve.com/s/?language=ja