3.6. アップグレード編(Windowsノード)

本書では、例としてWindows Server 2016にインストールされたArcserveを最新バージョンへアップグレードする手順を記載します。

注釈

本書で提示する構成は一例であり、お客様環境に応じたアップグレード手順が必要です。


集中管理構成の場合、Windowsノードをアップグレードする手順は2通りあります。
  • パターン1:UDP コンソールから、対象ノードに対してWindowsエージェントをアップグレードする。
  • パターン2:対象ノードにインストーラーを用意し、Windowsエージェントをアップグレードする。

以下に、それぞれの手順を記載します。

Arcserveのインストール(パターン1:UDP コンソールからのアップグレード)

Arcserve UDP Agentのバージョンの確認


1.現在インストールされているバージョンを確認します。
 Arcserveがインストールされたサーバーにて、Arcserveの設定画面を表示するため、OSデスクトップ下部にあるタスクバーから下記のArcserveのアイコンを選択します。

2.「Arcserve UDPエージェントを開く」を選択します。

3.「ヘルプ」-「バージョン情報」をクリックします。

4.現在インストールされているバージョンが表示されます。
「OK」をクリックして閉じます。

Arcserve UDP Agentのアップグレード

注釈

アップグレードするコンポーネントには順序があります。「サマリー編」を参照してください。


1.Arcserve UDP コンソールがインストールされているサーバでArcserve UDP コンソールにログインします。

注釈

Arcserve UDP コンソールのバージョンをアップグレードしてある必要があります。アップグレードに関しては「アップグレード編(UDP コンソール)」を参照してください。


2.Arcserve UDPコンソール画面が開いたら、「リソース」-「ノード」-「すべてのノード」をクリックし、アップグレードするWindowsノードのアクションにチェックを入れ、右クリックから「エージェントのインストール/アップグレード」をクリックします。

注釈

複数のWindowsノードをアップグレードさせたい場合は、対象のWindowsノードのアクションにチェックを入れてから、右クリックから「エージェントのインストール/アップグレード」をクリックしてください。


3.アップグレードするWindowsノードのポート、プロトコルを確認し、「すぐに実行」を選択し、「OK」をクリックします。

4.アップグレードするWindowsノードのアップグレードが実行中になっていることを確認します。

5.アップグレード実行中のマークが消えたことを確認します。

アップグレード後のArcserve UDP Agentのバージョンの確認


1.アップグレードが完了したWindowsノードでバージョンを確認します。
 WindowsOSデスクトップ下部にあるタスクバーから下記のArcserveのアイコンをクリックします。

2.「Arcserve UDPエージェントを開く」をクリックします。

3.「ヘルプ」-「バージョン情報」をクリックします。

4.現在インストールされているバージョンが表示されます。
「OK」をクリックして閉じます。

Arcserveのインストール(パターン2:Windowsノードでのアップグレード)

注釈

アップグレードするコンポーネントには順序があります。「サマリー編」を参照してください。

Arcserve UDP Agentのバージョンの確認


1.現在インストールされているバージョンを確認します。
 Arcserveがインストールされたサーバーにて、Arcserveの設定画面を表示するため、OSデスクトップ下部にあるタスクバーから下記のArcserveのアイコンを選択します。

2.「Arcserve UDPエージェントを開く」を選択します。

3.「ヘルプ」-「バージョン情報」をクリックします。

4.現在インストールされているバージョンが表示されます。
「OK」をクリックして閉じます。

Arcserve UDP Agentのアップグレード


1.Arcserveの Agent をインストールするコンピュータに、Administrator またはAdministratorsグループのユーザーでログオンします。Arcserve Web サイトからダウンロードしたフォルダを開き、「Arcserve_Unified_Data_Protection.exe」をダブルクリックします。セットアップウィザードが開始されます。

2.セットアップ言語の選択の画面にて、ご利用になりたい言語を選択してください。
(ここでは日本語を選択します。) 「OK」をクリックします。

3.「使用許諾契約」ダイアログ ボックスで使用許諾契約の条件を確認し、
同意する場合は「使用許諾契約の条項に同意します」にチェックを入れ、「次へ」をクリックします。

4.「Arcserve Unified Data Protection-エージェント」のステータスが「アップグレード」となっていることを確認します。
「Arcserve Unified Data Protection-エージェント」が選択されていることを確認し、「次へ」をクリックします。

5.インストールする場所を指定または参照し、「次へ」をクリックします。

6.使用するプロトコルを 「HTTPS」 または 「HTTP」から選択します。(ここでは、HTTPS を選択します。)
このポート番号は、Web ベースの UI に接続する際に使用されます。(ここでは、デフォルト値:8014を選択します。)
バックアップに使用するWindows管理者の「ユーザー名」と「パスワード」を入力し、「次へ」をクリックします。

注釈

Arcserve UDP Agent (Windows) のインストールで利用可能なポート番号は 1024~65535です。指定したポート番号が空いていて利用可能であることを確認してください。 セットアップでは、利用可能でないポートではArcserve UDP Agent(Windows)をインストールできません。 ここで登録したポート番号を使用して、Arcserve UDP Agentの操作をリモートのブラウザからも行うことができます。


7.利用するプログラムが Windows ファイアウォールの例外として登録されます。
「次へ」をクリックします。
8.セットアップの検証が完了し、インストールの準備が整うと、以下の画面が表示されます。
「次へ」をクリックします。

9.サマリー画面が表示されます。 「インストール」をクリックします。

10.インストールが開始されます。

11.インストールが完了したら、「更新を今すぐ確認する」のチェックを外して、「完了」をクリックします。

以上でアップグレードは完了です。
アップグレード完了後、ライセンスキーを更新して下さい。ライセンスキーの更新方法については構成ガイド「ライセンスキー更新編」をご参照ください。