1.7.2. Linuxサーバー


本書では、OSがRed Hat Enterprise Linuxのサーバーで、復旧メディアを作成する一連の操作を記載します。
(環境やバージョンにより異なる場合があるので、1つの例としてご参考ください。)


1.Arcsereve(Linux版)では、復旧メディアはインストール時に作成されます。
インストール時に出力される以下の文にその保存先が表示されているので、そのディレクトリ配下からメディアを取得します。

2.「/opt/Arcserve/d2dserver/packages」配下に「UDP_Agent_Linux-LiveCD.iso」があることを確認します。

3.本事例ではSmart Data Platform(以下SDPF)上のサーバーインスタンスでの復旧を想定しているため、この復旧メディアをSDPF上からアクセスできる操作端末などにコピーします。
SDPF上からアクセスできる操作端末などの任意のフォルダーにマウントしている「/file」フォルダーにコピーしています。
$ cp /opt/Arcserve/d2dserver/packages/UDP_Agent_Linux-LiveCD.iso /file

4.フォルダー上にコピーされたことを確認します。

5.本復旧メディアは、別途、構成ガイドのリストア編にて使用します。
ローカル以外の任意の場所に保管しておいてください。

以上で復旧メディア作成は終了です。