1.1.3.13. 動作確認をする

本項では、本システムの実装における動作確認手順を記載します。

前提条件を確認する

あらかじめ、ここまでの項に記載されているすべての作業が完了していることを確認してください。

本手順は、IoT機器からThings Cloudへ1日分のデータが格納された翌日に実行してください。

microserviceをデプロイする

1.1.3.9. Things Cloudの拡張機能(microservice)を開発する - [作業端末]microserviceを作成する」で作成したmicroservice「prediction-ms.zip」をThings Cloudへデプロイする手順です。

アプリケーションをデプロイする

  1. 以下のURLにアクセスし、Things Cloudにログインします。

    • URL: https://<Things Cloudのテナント名>.je1.thingscloud.ntt.com/
  2. 画面右上の「アプリケーション選択」ボタン(■が9つ並んだボタン)をクリックし、「管理」を選択します。

    アプリケーションのデプロイ - 管理
  3. 画面左のメニューより、「エコシステム」>「マイクロサービス」を選択します。

    アプリケーションのデプロイ - マイクロサービス
  4. 「マイクロサービス」画面にて、画面右上の「マイクロサービスの追加」をクリックします。

    アプリケーションのデプロイ - マイクロサービスの追加
  5. 「マイクロ サービスの追加」画面にて「*.zipファイルをアップロード」をクリックし、上の手順で作成した「prediction-ms.zip」を選択します。

    アプリケーションのデプロイ - マイクロサービスをアップロード
  6. 確認画面が表示されるので、「登録」をクリックします。

    アプリケーションのデプロイ - マイクロサービスに登録
  7. 「アップロードしています・・・」が完了するまで待機します。

    アプリケーションのデプロイ - アップロード完了まで待機
  8. 「マイクロサービスが作成されました」と表示されることを確認し、「完了」をクリックします。

    アプリケーションのデプロイ - マイクロサービスの作成完了
  9. 「マイクロサービス」画面にて、今回作成した「Prediction-ms」が表示されていることを確認します。

    アプリケーションのデプロイ - マイクロサービス一覧への反映

注釈

  • microserviceデプロイ時、即時CSVファイルの作成、Wasabiオブジェクトストレージへのファイル転送が実行されます。

WasabiオブジェクトストレージにCSVファイルがアップロードされていることを確認する

IoT機器からの計測データを集約したCSVファイルがmicroserviceからWasabiオブジェクトストレージにアップロードされていることを確認する手順です。

  1. 以下のサイトにアクセスし、Wasabiオブジェクトストレージにログインします。

  2. 画面左のメニューの「Data Access」内、「Buckets」をクリックします。

  3. 1.1.3.3 Wasabiオブジェクトストレージの設定をする - バケットを作成する」にて作成したバケットをクリックします。

    Wasabi設定 - バケット画面
  4. CSV形式のファイルが格納されていることを確認します。

予測結果の表示を確認する

Things Cloudにて、IoT機器での計測データを用いた予測結果が表示されることを確認する手順です。

  1. 作業端末にて以下のURLにアクセスし、Things Cloudにログインします。

    • URL: https://<Things Cloudのテナント名>.je1.thingscloud.ntt.com/
  2. 画面右上の「アプリケーション選択」ボタン(■が9つ並んだボタン)をクリックし、「コックピット」を選択します。

    撮影画像一覧・画像表示確認 - コックピット
  3. 画面左のメニューより、「グループ」を展開し、対象のIoT機器が所属するグループを選択します。

  4. 事前に配置した「推論結果表示ウィジェット」より、「推論時刻」に任意の時間を入力して「推論」をクリックします。

  5. 予測の結果が表示されることを確認します。

    予測結果確認 - コックピット