1.1.1.2. 環境構成を確認する

構成イメージを確認する

本構成ガイドの構成イメージは以下の図のとおりです。

基本実行構成

処理の流れを確認する

事前にWasabiオブジェクトストレージ(以下Wasabi)、Flexible InterConnect、SDPFクラウド/サーバーを作成・構築します。

  1. Node-AIに、作業端末から学習データをアップロードまたはWasabiから学習データをインポートします。Wasabiから学習データをインポートする場合は、あらかじめWasabiに学習データをアップロードしておきます。
  2. 学習データを元にNode-AIで学習し、学習モデルを作成します。
  3. 作成した学習モデルをWasabiへエクスポートし、サーバーインスタンスでWasabiから学習モデルをダウンロードします。
  4. Node-AI Berryをサーバーインスタンス上で起動し、サーバーインスタンスにダウンロードした学習モデルをNode-AI Berryへアップロードします。
  5. サーバーインスタンスでWasabiから予測用データをダウンロードします。
  6. サーバーインスタンスで、ダウンロードした予測用データを元にNode-AI Berryで予測し、予測値をテキストファイルに書き込み、テキストファイルをWasabiへアップロードするスクリプトを作成し実行します。

注釈

  • 本構成では可視化ツールの利用は含まれておりませんが、Wasabiにアップロードした予測値テキストファイルを可視化ツールに送ることで、より効果的に確認や評価ができます。