1.1.3.1. Things Cloudの事前準備をする¶
本項では、以下の各実装において共通するThings Cloudの事前準備手順について説明します。
- 実装1: IoT機器の遠隔コマンド実行
- 実装2: IoT機器からの画像送信・Things Cloudでの画像表示
- 実装3: IoT機器からThings Cloudへの各種測定値送信
なお、本書中の設定値の「< >」の表記については、ご利用の環境により各自入力いただく箇所となります("<"から">"までを設定値に置き換えてください)。
注釈
- 本項記載時の「Things Cloud」のバージョンは"10.14.0"です。
前提条件を確認する¶
- Things Cloudが利用可能であること
- Things Cloudを申し込み済みであり、Things Cloudにログインできることをご確認ください。
- Things Cloudの申し込み手順については、「1.1.2.4. Things Cloudを申し込む」を参照ください。
IoT機器用ユーザーを作成する¶
IoT機器とThings Cloudとの間で通信をするため、Things CloudにてIoT機器用のユーザーを作成します。
以下のURLにアクセスし、Things Cloudにログインします。
- URL: https://<Things Cloudのテナント名>.je1.thingscloud.ntt.com/
画面右上の[アプリケーション選択]ボタン(■が9つ並んだボタン)をクリックし、[管理]を選択します。
画面左のメニューより、[アカウント]>[ユーザー]を選択します。
画面右上の[ユーザーを追加]をクリックします。
表示された「新しいユーザー」画面にて、以下の情報を入力・選択し、[保存]をクリックします。
「ユーザーが保存されました」と表示され、ユーザーリスト中に作成したユーザーが表示されていることを確認します。
作成時に指定したメールアドレス宛てに「Things Cloud Password Reset」といった件名のメールが届くので、本文に記載されているURLからパスワード変更ページへアクセスします。
パスワード変更ページにて、指定したメールアドレスと新しいパスワードを入力し、[パスワードを設定]をクリックします。
「パスワードが変更されました。新しいパスワードを使用してログインできます。」と表示されることを確認します。
以降の手順にて「ユーザー名」および「パスワード」が必要となるので、控えてください。
グループを作成する¶
デバイスをまとめて管理するためのグループを作成する手順です。
画面右上の[アプリケーション選択]ボタン(■が9つ並んだボタン)をクリックし、[デバイス管理]を選択します。
画面左のメニューより、[グループ]を選択します。
表示された「グループ」画面の右上[グループを追加]をクリックします。
表示された「新しいグループ」画面で、グループ名の入力欄に任意のグループ名を指定し、[次へ]をクリックします。
表示された「デバイスを割り当てる」画面ではデバイスを割り当てずに、[作成]をクリックします。
「グループ」画面に作成したグループが表示されることを確認します。