コンソールインストール編


本書では、Veeam Backup&Recovery(以下veeam)のコンソールをインストールする基本的な方法を説明します。

Veeamコンソールのインストール


VeeamコンソールをVeeamバックアップサーバとは別の作業端末にインストールすることで、リモートからVeeamを操作することができます。
ここではプライマリサイトのESXi上のVM(windows Server 2012R2)をVeeam操作端末とした場合を例としています。

以下のファイルをVeeamコンソールをインストールするVeeam操作端末上に配置します。
・セットアップファイル
 (Veeamをサーバにインストールするためのファイルです。今回はコンソールのみをインストールしますが、Veeam本体をインストールするファイルを配置します。)

セットアップファイルを展開した中の、"Setup"をダブルクリックします。

インストールウィザードが起動しますので、右上の"Veeam Backup&ReplicationConsole"をクリックします。

以下OKをクリックします。

以下が表示されますのでしばらく待ちます。

Veeam Backup & Replication のセットアップウィザードが表示されますので、Nextをクリックして次に進みます。

"I accept the terms in the license agreement"を選択して、Nextをクリックして次に進みます。

Veeamで使用するための機能が足りない場合、以下のようにfailedの表示が出ます。Installボタンをクリックしてインストールを実行します。

以下進行画面になるのでしばらく待ちます。

以下のようにチェックがパスしたらNextをクリックして次に進みます。

以下のようにインストールのコンフィギュレーション一覧が表示されるので、Installをクリックしてインストールを開始します。

インストールが進行します。

以下が表示されればインストール完了なので、Finishをクリックして終了します。

はじめのウィザード画面に戻りますでのCloseをクリックして終了します。

デスクトップ上に以下のアイコンができるのでダブルクリックして管理コンソールの起動します。

以下を入力して、Connectボタンをクリックします。
・Veeamバックアップサーバ(Veeamの管理サーバ)のIPアドレス
 ※デフォルトではlocalhostと記載されています。
・ポート番号 : 9392 (デフォルトのまま)
・ユーザ名(管理ID) : Veeamバックアップサーバ(Veeamの管理サーバ)のadmin権限
 ※[ID] または、[IPアドレス][ID]で記載します。
・パスワード : Veeamバックアップサーバ(Veeamの管理サーバ)のadmin権限のパスワード
"Use Windows session authentication"のチェックははずします。

以下、アップグレードの画面が表示されますので、「Yes」をクリックします。

以下のように進行するのでしばらく待ちます。(画面がいくつか遷移していきますが、しばらく待ちます。)

以下のように画面が起動し始めます。

以下のように管理画面が開けば正常にインストールできました。

以上でインストール終了です。