Managed Firewall / Managed Load Balancer構成例 (ツーアーム)


3. 通信の流れを確認する

システム構成のページ の設定内容の通りに、設定できているかを確認します。


3.1 事前準備

Webサーバーの準備

サーバーインスタンス(webSV1, webSV02)にWebサーバーを構築し、確認用のWebページを作成しておきます。

ここでは、webSV01には水色のWebページを、webSV02には緑色のWebページを配置しています。


クライアント端末の準備

(1) 外部アドレスの(または、外部セグメント:10.0.10.0/24上に)クライアント端末を用意します。

(2) 信頼できるアドレス(192.168.0.0/24上)のクライアント端末を用意します。


3.2 通信の確認

確認する項目は次の通りです。


確認の手順は次の通りです。

外部アドレスのクライアントからWebサーバーへのhttp通信ができる

. 外部アドレスのクライアント端末のブラウザから、Managed Load BalancerのリスナーIPのアドレスに対してWebアクセスします。

アクセス先:http://153.153.149.232

. 複数回リロードを繰り返し、各サーバーからのWebページが表示されることを確認します。(これにより、2台のWebサーバー間で負荷分散されていることを確認します。)

system_test_vm1.png
system_test_vm2.png

外部アドレスのクライアントからWebサーバーへのhttps通信ができる

. 外部アドレスのクライアント端末のブラウザから、Managed Load BalancerのリスナーIPのアドレスに対してWebアクセスします。

アクセス先:https://153.153.149.232

. 先ほどと同様に複数回リロードを繰り返し、各サーバーからのWebページが表示されることを確認します。


信頼されたアドレスのクライアントからWebサーバーへのhttp通信ができる

. 信頼できるアドレスのクライアント端末のブラウザから、Managed Load BalancerのリスナーIPのアドレスに対してWebアクセスします。

アクセス先:http://172.16.100.100

. 先ほどと同様に複数回リロードを繰り返し、各サーバーからのWebページが表示されることを確認します。


以上で、通信の流れの確認ができました。