Managed Firewall / Managed Load Balancer構成例 (ワンアーム)


2. Managed Load Balancerの設定

次に、Managed Load Balancerの設定を行います。


2.1 Managed Load Balancerの作成

左ペインの「クラウド/サーバー ローカルネットワーク」から「Managed Load Balancer」をクリックします。 Managed Load Balancerの画面が開いたら、「Managed Load Balancerの作成」をクリックします。

01_create_loadbalancer_00

以下のパラメータを入力します。

詳細 タブ

01_create_loadbalancer_02
名前 mLB
説明  
タグ  
プラン 50M_HA_4IF(選択)

インターフェイス タブ

01_create_loadbalancer_04
ロジカルネットワーク FW-LB_NW:(192.168.10.0/24)(選択)
仮想IPアドレス 192.168.10.251
予約IPアドレス 192.168.10.247
  192.168.10.248
  192.168.10.249
  192.168.10.250

入力が終わったら、「Managed Load Balancerの作成」をクリックします。


2.2 ヘルスモニターの追加

詳細画面のヘルスモニタータブで「ヘルスモニターの追加」をクリックします。

03_create_healthmonitor_01

以下のパラメータを入力します。

詳細 タブ

03_create_healthmonitor_02

名前 HealthMonitor
説明  
タグ  
プロトコル HTTP(選択)
ポート 80
パス /
HTTPステータス 200

閾値設定 タブ

03_create_healthmonitor_03

閾値 5
リトライ回数 3
タイムアウト 5

入力が終わったら、「ヘルスモニターの追加」をクリックします。


2.3 リスナーの追加

(1)HTTP用リスナーの追加

詳細画面のリスナータブで「リスナーの追加」をクリックします。

04_create_listenner_01

以下のパラメータを入力します。

04_create_listenner_02

名前 HTTP_Listener
説明  
タグ  
IPアドレス 172.16.100.100
ポート 80
プロトコル HTTP(選択)

入力したら、「リスナーの追加」をクリックします。


(2)HTTPS用リスナーの追加

同様の手順で、HTTPS用リスナーを追加します。

名前 HTTPS_Listener
説明  
タグ  
IPアドレス 172.16.100.200
ポート 443
プロトコル HTTPS(選択)

入力したら、「リスナーの追加」をクリックします。


2.4 スタティックルートの追加

詳細画面のリスナータブで「スタティックルートの追加」をクリックします。

05_create_staticroute_00.png

以下のパラメータを入力します。

05_create_staticroute_01.png
名前 StaticRoute
説明  
タグ  
CIDRアドレス 0.0.0.0/0
ネクストホップIPアドレス 192.168.10.254

入力したら、「スタティックルートの追加」をクリックします。


2.5 ターゲットグループの追加

詳細画面のターゲットグループタブで「ターゲットグループの追加」をクリックします。

06_create_target_00.png

以下のパラメータを入力します。


詳細 タブ

06_create_target_01.png

名前 TargetGroup
説明  
タグ  

メンバー タブ

06_create_target_02.png

IPアドレス IPアドレス(選択)
  WebSV-1(172.16.10.11)(選択)
ポート 80
重み 1

入力したら、「ターゲットグループの追加」をクリックします。


2.6 メンバーの追加

作成されたターゲットグループをクリックします。

06_create_member_01.png

詳細画面のメンバータブで「メンバーの追加」をクリックします。

06_create_member_02

以下のパラメータを入力します。

06_create_member_03

IPアドレス IPアドレス(選択)
  WebSV-2(172.16.10.12)(選択)
ポート 80
重み 1

「メンバーの追加」をクリックします。


2.7 SSL証明書の追加

. コントロールパネルから、「クラウド/サーバー ローカルネットワーク」→「Managed Load Balancer」を選択します。Managed Load Balancerの一覧画面が表示されたら、「SSL証明書」タブを選択します。

. 「SSL証明書の作成」をクリックすると、SSL証明書の作成画面が表示されます。

07_add_ssl_00

. SSL証明書の追加に必要な項目を入力します。

詳細 タブ

07_add_ssl_01

名前 Certificates
説明  
タグ  

ファイルのアップロード タブ

07_add_ssl_02

SSL秘密鍵 利用するSSL秘密鍵ファイルをアップロードします。
SSL証明書 利用するSSL証明書ファイルをアップロードします。
CA証明書 利用するCA証明書ファイルをアップロードします。

. 入力を終えたら、「SSL証明書の作成」をクリックすると入力内容が確定します。なお、ファイルのアップロードは後からでも可能です。


注釈

  • DER形式のファイルはアップロードできません。PEM形式に変換してからアップロードしていただくようお願いします。最大ファイルサイズは、16KB までです。
  • 既にアップロード済みの場合は「ファイルを選択」ボタンを押下できません。

2.8 ポリシーの追加

(1)HTTP用ポリシーの追加

左ペインの「クラウド/サーバー ローカルネットワーク」から「Managed Load Balancer」をクリックします。

ポリシーを追加するロードバランサーをクリックします。

詳細画面のポリシータブで「ポリシーの追加」をクリックします。

08_create_policy_00

以下のパラメータを入力します。

詳細 タブ

08_create_policy_01
名前 HTTP_Policy
説明  
タグ  
アルゴリズム round-robin (選択)
パーシステンス none (選択)
SorryページのURL  
ソースNAT enable

詳細2 タブ

08_create_policy_02
SSL証明書  
ヘルスモニター HealthMonitor(選択)
リスナー HTTP_Listener(選択)
デフォルトターゲットグループ TargetGroup(選択)
TLSポリシー  

入力が終わったら、「ポリシーの追加」をクリックします。


(2)HTTPS用ポリシーの追加

同様に、HTTPS用のポリシーを追加します。設定値は次の通りです。

詳細 タブ

名前 HTTPS_Policy
説明  
タグ  
アルゴリズム round-robin (選択)
パーシステンス none (選択)
SorryページのURL  
ソースNAT enable

詳細2 タブ

SSL証明書 Certificates(選択)
ヘルスモニター HealthMonitor(選択)
リスナー HTTPS_Listener(選択)
デフォルトターゲットグループ TargetGroup(選択)
TLSポリシー TLSv1.2_202210_01(Default)(選択)

2.9 ロードバランサーの構築 ===================================================

詳細画面の概要タブで画面右上の「Managed Load Balancerの編集」右側の「▼」をクリックし「Managed Load Balancerの構築」をクリックします。

09_create_loadbalancer_01

Managed Load Balancerの構築の確認画面で「Managed Load Balancerの構築の確認」をクリックします。

09_create_loadbalancer_02

Managed Load Balancer管理画面に自動で戻り、オペレーションステータスが表示されます。

09_create_loadbalancer_03

オペレーションステータスが「COMPLETE」になればManaged Load Balancerの構築完了となります。

09_create_loadbalancer_04

以上でManaged Load Balancerの設定は終わりです。

次は 通信の流れの確認 に進みます。