1.1.4.2. 復旧ポイントをアップロードする

通常のWasabiに保存された復旧ポイントを、オブジェクトロックが有効化されたWasabiにアップロードする方法について記載します。

注釈

  • 設定値は本構成用の参考値となります。ご利用の環境にあわせて適切な値を設定してください。
  1. 「リソース」内の[UNCまたはNFSパス]から、ノードを右クリックし、[復旧ポイントをクラウドにアップロード]をクリックします。
    upload01
  2. アップロードする復旧ポイントを選択し、[次へ]をクリックします。

    注釈

    • 選択した復旧ポイントが増分の場合でも、データはフルバックアップデータに変換されアップロードされます。
    upload02
  3. 「表: デスティネーションの選択」の値を入力後、[オブジェクトロック設定]をクリックします。
    表: デスティネーションの選択

    設定項目

    設定値

    クラウドサービス

    Wasabi Hot Cloud Storage

    クラウドストレージ

    Wasabi-Bucket

    オブジェクトロックを有効にする

    チェック有り

    圧縮

    標準

    暗号化アルゴリズム

    暗号化なし

    upload03
  4. 「デフォルトの保存モード」に[ガバナンス]または[コンプライアンス]を選択し、「デフォルトの保持期間」を入力後、[OK]をクリックします。
    本構成では[コンプライアンス]を選択し、デフォルトの保持期間を「7日」に設定します。
    upload04
  5. [完了]をクリックします。
    upload05
  6. 復旧ポイントのコピーが開始されます。
    [詳細]をクリックすることでコピー状況が確認できます。
    upload06
    [閉じる]をクリックし、画面を閉じます。
    upload07
  7. 「ジョブ」内の「正常に完了したジョブ」で、復旧ポイントのコピーが正常に完了していることを確認します。
    upload08
  8. Wasabi画面にて、バケットに復旧ポイントがコピーされていることを確認します。
    ※バケット名に、手順3の画面内の文字列を含みます。
    upload09
  9. Wasabiのバケットの設定を確認し、オブジェクトロックが有効であることおよび手順4の値が適用されていることを確認します。
    upload10