2.1.3. 用語について


Smart Data Platform(以下SDPF)の環境でArcserveを利用する際は、いくつかの用語を理解いただくことで、インストールや設定をスムーズに行えます。ここではArcserveの各用語を説明します。

※区分:S=SDPF関連用語、A=Arcserve関連用語、I=一般用語

用語 説明 区分
SDPFポータル
SDPFのご契約者に提供される、ポータルサイト
※詳細はSDPFご利用ガイドを参照
S
ISOファイル
CDのイメージファイル
I
インストールメディア
Arcserve社のサイトからダウンロードしたインストール用イメージファイル
A
コンポーネント
インストールメディアの中で機能ごとに分割されている単位
「Arcserve UDPコンソール」、「Arcserve UDP 復旧ポイントサーバー」、「Arcserve UDPエージェント」などがある。
A
バックアッププラン
Arcserveでバックアップを実行する際の実行タスク
スケジュール、その他条件などを設定できる。
A
バックアップ対象サーバー、バックアップ対象ノード
バックアップの実施が必要なサーバー
A
復旧メディア
リストアする際のCDブートに必要なISOファイル
A
リモートインストール
Arcserve UDPコンソールから、複数のバックアップ対象サーバーに対して、リモートでインストール作業を一括して実施できる。(Windowsのみ)
A
単体型
バックアップ対象サーバーが少数の場合に、バックアップ対象サーバーへエージェントをインストールして、バックアップ対象サーバーでスケジュールや各種条件などを設定し利用する構成
A
集中管理型
複数のバックアップ対象サーバーを一元管理して利用する構成
A
Arcserve UDPエージェント
バックアップを実行するコンポーネント
単体でスケジュール設定やバックアップ、リストアを行える。
A
Arcserve UDPコンソール
Arcserveで集中管理型バックアップ運用を行うために必要なコンポーネント
複数エージェントの集中管理画面を提供し、スケジュールの設定やレポートの作成などを行う。
A
Arcserve 復旧ポイントサーバー
バックアップデータの保管庫(データストア)を提供するコンポーネント
エージェントから受け取ったバックアップデータを指定の場所に書き出す処理を代行する。
バックアップデータの管理に留まらず、重複排除、バックアップデータの遠隔転送やマージの機能を提供する。
A