1.4. 移行情報の確認編


本ガイドでは、1つの例としてRed Hat Enterprise LinuxにインストールされたArcserveのアップブレード後の確認方法を記載します。

注釈

  • 本書で提示する構成は一例であり、お客様環境に応じた移行情報の確認が必要です。

バックアップスケジュール、ログの確認


1.Arcserveがインストールされたバックアップ対象linuxサーバもしくは、このサーバにNWでアクセスできるサーバ等から以下のようにブラウザを開きます。


2.https ://[arcserveがインストールされたバックアップ対象linuxサーバのIPアドレス]:8014を入力実行します。
ログイン画面が表示されますので、rootアカウントのログイン名、パスワードを入力し、「ログイン」をクリックします。


3.ログイン後、管理画面が表示されます。「ジョブステータス」タブからバックアップ対象となるlinuxサーバのバックアップを選択し、ジョブの「変更」をクリックします。


4.「バックアップ ジョブの変更」画面から左ペインの「拡張」をクリックしますと、スケジュール画面が表示されます。
アップグレード前のスケジュールに設定されているか確認します。 スケジュールに問題がなければ、画面を閉じます。


5.「アクティビティログ」タブを開きます。
アップグレード前のバックアップ対象となるlinuxサーバのバックアップログを確認します。


6.「アクティビティログ」タブのジョブIDが「0」、ジョブ名「サーバー」のログが表示されるまで下部のページを操作します。
メッセージ欄に「現在のバージョン:Arcserve UDPAgent(Linux)バージョン6.5(アップグレード後のバージョン)を確認します。


7.「アクティビティログ」タブでページをひとつ戻します。
アップグレード後のバックアップ対象となるlinuxサーバのバックアップログを確認します。


8.「ジョブ履歴」タブを選択すると、履歴が時系列で確認できます。
アップグレード後のバックアップは「ジョブの種類」が「検証バックアップ」になります。



以上で移行情報の確認は終了です。

注釈

  • アップグレード後でも、旧バージョンで取得したバックアップを復旧(リストア)できます。

アップグレードに関する詳細サイト

  • Arcserve UDP v6.5 のインストール・アップグレードについて

https://arcserve.zendesk.com/hc/ja/articles/115002715883