1.1. Windowsサーバーのバックアッププランの作成


1.Arcserve UDPコンソールへログイン後、管理画面が表示されます。
バックアッププランを追加するため、画面上部の、「リソース」をクリックします。

2.環境設定ウィザードが起動します。自動で起動しない場合、リソース画面の右ペインの「環境設定ウィザード」をクリックします。
ここでは、以下のバックアップの基本設定を行います。
  • バックアップ対象となるWindowsサーバー
  • バックアップデータの保存先
  • エージェントのリモートインストール設定
  • バックアップスケジュール

「次へ」をクリックします。

3.はじめに、保護タイプの選択で以下を入力し、「次へ」をクリックします。
  • プラン名:任意
  • 保護するノードの種類:「バックアップ:エージェントベースWindows」を選択

4.次に、保護するノードの追加を行います。
「ホスト名/IPアドレスによるWindowsノードの追加」を選択し、このバックアッププランの保護対象としたいWindowsサーバーの「ホスト名/IPアドレス」、「ユーザ名」、「パスワード」、「説明」(任意)を入力し、「リストに追加」をクリックします。
※すでにノード追加済みの場合は、「Arcserve UDPで保護するノードの選択」を選択すると、一覧からノードを選択することもできます。

5.ノードが正しく検出されると、右ペインにノードが追加されます。
複数ノードを保護対象とする場合は、ノードの追加を繰り返してください。
すべてのノードの追加が完了したら、「次へ」をクリックします。

6.次に、デスティネーション(バックアップデータの保存先)の選択を行います。
本事例では、別のWindowsサーバーの共有フォルダへデータを保存しますので、「ディスティネーション」で「ネットワーク共有」を選択します。
選択後、「ディスティネーションフォルダ」に共有名を入力し、「→」をクリックします。

7.接続先のユーザー名とパスワードを求められますので、各項目に入力後、「OK」をクリックします。

8.接続が完了し元の画面に戻ったら、「参照」をクリックします。

9.保存先サーバーの情報が表示されるので、バックアップ先フォルダを選択し、「OK」をクリックします。

10.元の画面に戻り、デスティネーションフォルダに設定されたことを確認し、「次へ」をクリックします。
(圧縮、暗号化の有効化については適宜設定してください。)

11.次に、バックアップスケジュールの設定を行います。
保護するノードにエージェントのインストールを行っていない場合、リモートインストールの設定ができます。
詳細なバックアップスケジュールは、環境設定ウィザード完了後、プランの変更で行うことができます。
ここでは日次バックアップの設定を行い、「次へ」をクリックします。

12.最後に、確認画面でプランが設定されていることを確認し、「次へ」をクリックします。

13.以上でバックアッププランの作成は完了です。「完了」をクリックします。

14.リソース画面に戻り、「すべてのプラン」で、作成したプランのノードへの展開が行われます。

15.展開が終わると、以下のようにステータスが「展開:成功(対象ノード数)」となります。
エージェントがインストールされていないノードを含む場合、スケジュールでエージェントのインストールが行われるまでは、上記のようにステータスが保留中となりますが正常です。

16.プランの変更を行いたい場合は、すべてのプランで対象のプランを選択し、右クリックして「変更」を選択します。

17.プランの変更画面が開きます。
たとえば、プランの実行を停止したい場合は、画面上部の「このプランを一時停止」にチェックを入れて「保存」をクリックします。

18.「ソース」タブでは、プランで保護するノードの追加、削除を行えます。

19.「スケジュール」タブでは、スケジュールの変更や追加、バックアップデータの世代数などの変更を行えます。

20.「保存」をクリックすると、変更内容が保護ノードに展開されます。
バックアップ要件に応じて適宜変更を行ってください。


以上でWindowsサーバーのバックアッププランの作成は完了です。