1. サマリー編¶
1.1. 概要¶
はじめに¶
本文書の目的・位置づけ¶
この文書は、Arcserve UDP 6.0 にてUDP コンソールを用いた集中管理構成でご利用中のお客様向けの、Arcserve UDP 6.5へアップグレードするための手順です。
本書では、以下の構成でのアップグレード手順例として記載しております。
アップグレードの流れ¶
UDP コンソールを用いた集中管理構成の場合、以下の流れでアップグレードを行います。
Windows、Linux混在で管理している場合、まず、UDP コンソール配下の全てのLinuxバックアップサーバーのアップグレードを行う必要があります。その他のサーバーからアップグレードを行うと、正しくアップグレードできなくなりますのでご注意ください。
復旧ポイントサーバー、Windowsノードに対しては、UDP コンソールからリモートアップグレードを行うことができます。
Linuxノード(Linux バックアップサーバー配下の、エージェントがインストールされていないサーバー)に対する作業は不要です。
ダウンロード¶
専用サイトにアクセスしArcserve UDP 6.5 のインストールファイルをダウンロードします。
インストールファイルは、それぞれアップグレード対象のサーバーに配置します。
アップグレード¶
各サーバーにインストールされているArcserveをアップグレードします。
ライセンスキーの更新¶
アップグレード終了後、Arcserve UDP 6.5 のライセンスキーをArcserve上で登録します。
移行情報の確認¶
Arcserve UDP 6.0で作成したバックアップスケジュールや、ログ等が移行されていることを確認します。
移行が完了したら、復旧メディアの再作成を行ってください。
Arcserve UDP 6.5 の復旧メディアの作成手順は以下を参照してください。
1.2. 事前にご準備いただくもの(Arcserve操作時)¶
下記環境や情報をご準備の上、作業を行ってください。
警告
・以下の注意/制限事項をご確認のうえ、Arcserveを導入してください。
警告
・ドメイン名やサーバ名にアンダースコア (_) を含むノードへArcserve UDP 6.5を適用しないでください。
アップグレード対象となるサーバーインスタンス(Windows、Linux)¶
現在Arcserve UDP 6.0がインストールされたサーバーは、全てUDP 6.5へアップグレードする必要があります。
Arcserveライセンスキー(Arcserve UDP 6.5)¶
お申し込み後にポータルの申込詳細(画面)に表示されるライセンスキーです。アップグレード後に登録する必要がございます。
ライセンスキーを更新するまで、既存のバックアップスケジュールが動作しなくなるため、予めご準備頂いてからアップグレード作業を実施してください。
アップグレードに関する詳細サイト¶
Arcserve UDP 6.5新機能について
https://www.arcserve.com/jp/wp-content/uploads/2017/12/udp-v65-new-feature.pdf
Arcserve UDP v6.5 のインストール・アップグレードについて