8. 移行情報の確認編


本ガイドでは、例としてWindows Server 2012 R2にインストールされたArcserve UDP コンソールのアップグレード後の確認方法を記載します。

注釈

  • 本書で提示する構成は一例であり、お客様環境に応じた移行情報の確認が必要です。

8.1. バックアップスケジュール、ログの確認


1.Arcserve UDP コンソールがインストールされているサーバでArcserve UDP コンソールにログインします。

2.Arcserve UDPコンソール画面が開いたら、「リソース」-「プラン」-「すべてのプラン」をクリックし、アップグレード前のバックアップスケジュールが設定されていることを確認します。

3.Arcserve UDPコンソール画面で、「ログ」をクリックし、メッセージに現在のArcserveのバージョンが表示されていること、過去のログが表示されているか確認します。

8.2. 復旧メディアの再作成


1.Arcserveのバージョンをアップグレード後、再度、復旧メディアを作成する必要があります。
 復旧メディアの再作成については、下記を参照ください。

注釈

  • アップグレード前の復旧メディアを用いてリストアすることはできません。

8.3. その他

  • アップグレード後も、旧バージョンで取得したバックアップをリストアすることができます。

  • アップグレード後、初回のバックアップスケジュールでは検証バックアップとなります。

  • Arcserve UDP v6.5 のインストール・アップグレードに関する注意事項は下記を参照ください。

https://arcserve.zendesk.com/hc/ja/articles/115002715883


以上で移行情報の確認は完了です。