1.1.1.1. 構成イメージ、⽤語、IP情報を確認する

構成イメージを確認する

本項では以下構成イメージを基にご紹介します。

注釈

  • 本番DBサーバーは事前に構築済み(PostgreSQLサーバーが作成されている)という前提でご紹介します。
  • 仮想サーバー(赤枠部分)以外の各種コンポーネント(インターネットゲートウェイなど)の設定については本項では割愛します。
constitution

用語を確認する

用語 説明
Terraform
オープンソースでクラウドサービスの制御を行う。SDPFクラウド/サーバーにルートボリュームと仮想サーバーを作成する。
Ansible オープンソースの構成管理ツール。PostgreSQLの構築とtasokarenaのデータ加工の実行命令を一貫して行うために利用する。
tasokarena
機密データの匿名化をサポートするサービス。スタンダード版の加工ルール作成機能とエンタープライズ版のコマンド実行機能を利用する。
PostgreSQL オープンソースのDB。
リソース作成サーバー
Terraformを導入する仮想サーバー。
自動実行化サーバー
Ansibleを導入する仮想サーバー。
データ匿名化サーバー
tasokarenaを導入する仮想サーバー。
本番DBサーバー
PostgreSQLを導入する仮想サーバー。
検証DBサーバー
PostgreSQLを導入する仮想サーバー。
SDPFクラウド/サーバー
vSRX
SDPFクラウド/サーバーの標準機能。通信制御を行う。
インターネットゲートウェイ
SDPFクラウド/サーバーの標準機能。Terraformのリソース作成時とyumインストール時に利用する。
共通機能ゲートウェイ
SDPFクラウド/サーバーの標準機能。NTPとOSのライセンス適用時に利用する。

仮想サーバーの設定値を確認する

一例として本項で出てくるサーバー名やIPアドレスについては以下をご参照ください。

名称 OS サーバー名 IPアドレス
リソース作成サーバー CentOS-8.2 linuxcodesv01 172.16.20.21
自動実行化サーバー CentOS-8.2 linuxautosv01 172.16.20.22
データ匿名化サーバー WindowsServer-2019 windatasv01 172.16.20.23
本番DBサーバー CentOS-8.2 linuxdbsv01 172.16.20.24
検証DBサーバー CentOS-8.2 linuxdbsv02 172.16.20.25