1.2. 環境変数の設定

インストールしたCLI for Flexible InterConnectを用いて FICリソース をコマンドラインから操作する場合、 ユーザー名やパスワードなどの認証情報を環境変数に設定する必要があります。 環境変数の設定手順は以下のとおりです。

".fic.yaml" という名前のファイルを ${HOME} に配置してください。 <API 鍵>, <API 秘密鍵>, <テナント ID> については、 こちら のページを参考に取得してください。

.fic.yaml の作成
$ touch ~/.fic.yaml
.fic.yaml の内容
username: <API 鍵>
password: <API 秘密鍵>
tenant_id: <テナント ID>

${HOME} 以外の場所にも設定ファイルを配置することができます。 ただし、コマンド実行時に以下のように --config オプションを指定する必要があります。

任意のディレクトリに配置された設定ファイルを読み込む方法
$ fic routers list --config path/to/設定ファイル

ファイルを作成する代わりに、以下の手順でもユーザー名やパスワードなどの認証情報を環境変数に設定できます。

ターミナルを開き以下のコマンドを実行してください。

ターミナルから環境変数を設定
# On Linux, macOS
$ export FIC_USERNAME=<API 鍵>
$ export FIC_PASSWORD=<API 秘密鍵>
$ export FIC_TENANT_ID=<テナント ID>

# On Windows
> set FIC_USERNAME=<API 鍵>
> set FIC_PASSWORD=<API 秘密鍵>
> set FIC_TENANT_ID=<テナント ID>

この状態で任意のコマンドを実行いただくと、お客さまの設定されたテナントに対してリクエストを発行することが可能となります。