28. サービス公開に必要なリソースについて

Flexible InterConnect(以下FIC)では、サービス提供会社様が、FICを利用しているお客様向けに、自社サービスを提供するための提供構成を複数準備しております。

28.1. XaaS接続の提供構成パターン

サービス提供会社様が公開したいサービスの仕様や特性に応じて、公開に必要なリソースが異なります。下記の表(XaaS接続の提供構成)をご確認ください。

表 28.1.1 XaaS接続の提供構成
項番 提供構成 説明 構成イメージ 参照先
IaaS(オンプレミス型)を提供したい会社様 オンプレミス基盤でサービス提供している会社様に対し、オンプレミス基盤とFIC基盤を専用線で接続します。FIC-Port(XaaS)に公開ポイントを設定することでFIC内にサービスを公開することができます。 下図(提供構成イメージ)の構成イメージ①
FIC-Port(XaaS)の購入方法は こちら
FIC-Port(XaaS)の公開情報登録方法は こちら
SaaS/PaaS(オンプレミス型)を提供したい会社様 オンプレミス基盤でサービス提供している会社様に対し、オンプレミス基盤とFIC基盤を専用線で接続します。FIC-Portの先のFIC-Router(XaaS)に公開ポイントを設定することでFIC内にサービスを公開することができます。 下図(提供構成イメージ)の構成イメージ②
FIC-Router(XaaS)の購入方法は こちら
FIC-Router(XaaS)の公開情報登録方法は こちら
AWS、Azureなどのパブリッククラウド基盤上のサービスを提供したい会社様 AWS、Azure等のパブリッククラウド基盤でサービス提供している会社様に対し、クラウド基盤とFIC基盤をFIC-Connectionで接続します。FIC-Router(XaaS)に公開ポイントを設定することでFIC内にサービスを公開することができます。 下図(提供構成イメージ)の構成イメージ③
FIC-Router(XaaS)の購入方法は こちら
FIC-Router(XaaS)の公開情報登録方法は こちら
SDPFクラウド/サーバー基盤上、またはAWS Private VIF基盤上のサービスを提供したい会社様 SDPFクラウド/サーバー基盤、またはAWS Private VIF基盤でサービス提供している会社様に対し、FIC-Virtual-Port(XaaS)【Pattern S】に公開ポイントを設定することでFIC内にサービスを公開することができます。サービス提供会社様は、クラウド基盤とFIC基盤との、専用線やFIC-Connectionによる接続が不要です。 下図(提供構成イメージ)の構成イメージ④
FIC-Virtual Port(XaaS)【Pattern S】の購入方法は こちら
FIC-Virtual Port(XaaS)【Pattern S】の公開情報登録方法は こちら
IaaS(オンプレミス型)内のサービスを提供したい会社様 オンプレミス基盤でサービス提供している会社様に対し、FIC-Virtual-Port(XaaS)【Pattern X】に公開ポイントを設定することでFIC内にサービスを公開することができます。サービス提供会社様は、オンプレミス基盤とFIC基盤との、専用線やFIC-Connectionによる接続が不要です。 下図(提供構成イメージ)の構成イメージ⑤
FIC-Virtual Port(XaaS)【Pattern X】の購入方法は こちら
FIC-Virtual Port(XaaS)【Pattern X】の公開情報登録方法は こちら
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図 28.1.1 提供構成イメージ

28.1.1. サービス公開後

FIC内でサービスを公開していただくと、「コネクション購入メニュー」 画面[XaaS接続] に公開したサービスが表示されます。公開されたサービスを利用したいお客様がFIC-Connectionの接続先として購入いただくことができます。

../_images/FIC_AboutXaaS_ConnectionMenu_01.png

図 28.1.2 コネクション購入メニュー