14. AWSと接続する¶
Flexible InterConnectとAWSとの接続には、AWSの Direct Connect の仕組みを利用します。Direct Connectでは、次の3種類の「仮想インターフェイス」のいずれかを利用することで、AWS内のリソースとの直接接続を実現できます。
- Private VIF :AWS内のプライベートな仮想環境(VPC)との間で、プライベートIPアドレスにより接続するための仮想インターフェイス
- Public VIF :VPCを含むAWSのさまざまなリソースとの間で、グローバルIPアドレスにより接続するための仮想インターフェイス
- Transit VIF :リージョン内でのVPC間の通信にも対応した仮想インターフェイス
接続元をFIC-Routerとする場合(L3接続)には、これらの仮想インターフェイスをお客さまご自身で生成する必要はありません。それぞれに対応するFIC-Connectionを購入いただくことで、必要となる仮想インターフェイスが自動的に生成されます。お客さま側のAWSの管理コンソール上にて、生成された仮想インターフェイスを承諾いただくことにより、Flexible InterConnectとAWSとの間でのL3接続が完了します。
接続元をFIC-Portとする場合(L2接続)には、それぞれに対応するFIC-Connectionを購入いただくと、その時点ではAWS上に「ホスト型接続」と呼ばれるVLANが割り当てられます。お客さま側のAWSの管理コンソール上で、ホスト接続の承諾を実行してください。承諾したホスト接続上に、お客さまが必要な仮想インターフェイスを生成していただけます。
FIC-Connection AWSの解説動画を公開しています。合わせてご覧ください。
解説動画①(Amazon Web Services(L3接続)の機能解説と代表的な利用方法)
解説動画②(Amazon Web Services(L3接続)の操作デモ)
解説動画③(Amazon Web Services(L2接続)の機能解説)
FIC-Connection共通の手順については下記を参照してください。