4. Flexible InterConnectの管理方法

Flexible InterConnectの管理はGUI画面、コマンド、APIから実施できます。また、Hashicorp社のTerraformによる構成管理にも対応しています。
Flexible InterConnectは24時間/365日ご利用が可能です。
ただし、メンテナンス中には繋がりづらくなる場合やご利用いただけない可能性がございます。
メンテナンスによる利用可否状況については、こちら をご確認ください。

4.1. GUI画面による管理手段(FICコンソール)

GUIによる管理では、 FICコンソール と呼ばれるFlexible InterConnectの管理画面と、テナントを管理するための 「エリアビュー」 を使用します。FICコンソールおよび 「エリアビュー」 には次の手順でアクセスできます。

  1. Smart Data Platformポータル を開き、 [ワークスペースを選択] ボタンを押下します。ワークスペース一覧が表示されるので、ログインしたいワークスペースを選択してください。

  2. 「現在選択中のワークスペース」 という画面が表示されるので、画面最上部の [メニュー] を押下してください。

  3. Smart Data Platformのメニューが表示される画面に遷移するので、メニューの中から [ネットワーク] を選択し、さらに [Flexible InterConenct] を選ぶと、 「グローバルビュー」 という表示に切り替わります。

    ../_images/FIC_BeforeUsingFic_1.1.2_FICConsole_01.png

    図 4.1.1 グローバルビュー

    表 4.1.1 グローバルビューの各部の動作
    項番 動作
    サイドメニューの [サポート] ボタンを押下すると、「サポート詳細」 画面が表示されます。
    Flexible InterConnectで提供しているサポートプランを変更することができます。
    「サポート詳細」 画面については サポートメニューを変更する を参照ください。
    サイドメニューの [履歴] ボタンを押下すると、「申し込み履歴」 画面へ遷移します。
    申し込み状況や申し込み内容を確認できます。
    「申し込み履歴」 画面については 申し込み履歴画面について を参照してください。
    サイドメニューの [モニタリング] ボタンを押下すると、「モニタリング」 画面へ遷移します。
    お客さまがご利用中のFICリソースのステータスやトラフィックなどをグラフィカルに確認できます。
    また、FICリソースステータスの変化や閾値超過を検知した際にメールによる通知設定が可能です。
    「モニタリング」 画面については モニタリング画面の基本的な使い方 を参照ください。
    「エリアビュー」 へ遷移します。
    提供しているエリアが表示されます。エリアを選択すると 「エリアビュー」 に遷移します。
    購入したリソースのみが表示されます。各リソースの申し込みや詳細情報が確認できます。
    [設定] ボタンを押下すると、以下の画面設定が可能です。
    • 「ガイダンス」 画面で「次回から表示しない」のチェックをONにし、「ガイダンス」 画面が非表示となっている場合、次回以降の申し込みから 「ガイダンス」 画面が表示されるよう設定を初期化します。
    • 「コーチガイド表示切り替え」 のアイコンを押下することで、FIC Consoleへの画面遷移時に表示されるコーチガイド表示のON/OFFの選択が可能です。
    [再読み込み] ボタンを押下すると、 「グローバルビュー」 、および 「エリアビュー」 の画面情報を更新します。
    申し込み中の場合は対象のリソースに対して画面上に黄色い丸が表示されます。
    申し込み完了後に画面の更新を行うと、黄色い丸が非表示となります。
    「グローバルビュー」「エリアビュー」 の画面は、自動では更新されません。お客さまにて画面更新を行ってください。
  4. 「グローバルビュー」 にて、Japan WestとJapan Eastのどちらかを選ぶと、テナントを管理するための 「エリアビュー」 が表示されます。各種のFICリソースの作成や管理は、この 「エリアビュー」 から実施します。

    ../_images/FIC_BeforeUsingFic_1.1.2_FICConsole_02.png

    図 4.1.2 エリアビュー

    表 4.1.2 エリアビューの各部の動作
    項番 動作
    サイドメニューの [ポート] / [ルータ] / [コネクション] ボタンを押下すると、各リソースの申し込み画面へ遷移します。
    サイドメニューの [公開ポイント設定] ボタンを押下すると、「公開ポイント設定」 画面へ遷移します。
    XaaS事業者の方は、FIC-Port、FIC-Routerを購入後、公開するサービスの登録をこちらより実施してください。
    公開サービスを削除する場合もこちらから実施してください。
    購入したリソース情報が表示されます。リソースを選択すると対象リソースの詳細情報が確認できます。
    [設定情報一括Export] ボタンを押下するとFIC-Connectionのリソース情報をCSV形式でダウンロードできます。
    エリアビューに表示されている該当エリアのFIC-Connectionのみがダウンロードされます。
    [設定情報一括Export] については こちらを参照
    「グローバルビュー」 へ戻るためのボタンです。

4.2. CLIによる管理手段(ficコマンド)

Flexible InterConnectでは、コマンドラインで利用できるツールとして fic コマンド(FIC CLI)を提供しています。 Linux用、macOS用、Windows用の実行ファイルは こちら から取得可能です。

fic コマンドはGo製のオープンソース(Apache License Version 2.0)のアプリケーションです。Goの開発環境が利用できる場合には go get -u github.com/nttcom/fic でもインストール可能です。

実行に必要な環境変数などについては、設定ガイド を参照してください。 fic コマンドの詳細については、コマンドリファレンス を参照してください。

4.3. APIによる管理手段

Flexible InterConnectのほとんどの操作に対し、Web APIが公開されています。 詳しくは「 APIリファレンス 」を参照してください。

4.4. Terraformの利用について

TerraformからFlexible InterConnectのAPIを制御するための Custom Provider が利用可能です。 詳しくは「 Terraform Custom Providerのご利用方法 」を参照してください