32.1. 故障/メンテナンス影響の該当有無を確認する

ここでは、故障/メンテナンスの掲載文面、およびFlexible InterConnect(以下FIC)リソースの詳細情報の確認手順を紹介します。

32.1.1. 故障/メンテナンスの掲載文面を確認する手順

初めに、本サイトの故障/メンテナンス情報の「 故障/メンテナンス履歴 」、および「 メンテナンス予定 」タブにて、故障/メンテナンスの掲載文面の <影響機能・影響FICリソース> に記載されている内容を確認します。

注釈

  1. メニューのプルダウンから「Flexible InterConnect」を選択し、影響範囲のプルダウンから調べたいエリアを選択します。

    ../_images/MaintenancePage.png

    図 32.1.1 故障/メンテナンス情報の「故障/メンテナンス履歴」

  2. 確認したい故障/メンテナンス情報の [詳細を見る] を押下すると、故障/メンテナンスの掲載文面が表示されます。

    ../_images/MaintenanceScope_Text-Sample.png

    図 32.1.2 掲載文面の例

  3. 故障/メンテナンスの掲載文面で、 <影響機能・影響FICリソース> に記載されている内容を確認後、お客さまの所持しているFICリソースの情報を確認します。 FICリソース毎の <影響機能・影響FICリソース> の記載例は、以下の表を参照ください。

    表 32.1.1 <影響機能・影響FICリソース>の記載例一覧
    FICリソース 記載内容 記載例
    FIC-Port/FIC-Port(XaaS) 収容系
    ../_images/MaintenanceScope_Text-Port.png
    FIC-Virtual Port(XaaS)【Pattern S】 接続先のConnecting Point
    ../_images/MaintenanceScope_Text-VPort(pattern-s).png
    FIC-Connection
    L2接続
    • 接続先のConnecting Point
    L3接続
    • 接続元のResource Group
    • 接続先のConnecting Point/Resource Group
    Connecting Pointの場合
    ../_images/MaintenanceScope_Text-Connection_CP.png
    Resource Groupの場合
    ../_images/MaintenanceScope_Text-Connection_RG.png
    FIC-FW/NAT Resource Group
    ../_images/MaintenanceScope_Text-FW-NAT.png

32.1.2. 収容系を確認する手順

  1. 次のいずれかの方法で、お客さまが所持している FIC-Port/Port(XaaS) の「収容系」を確認できます。

    • FICコンソールのエリアビューで確認する
      FIC-Portの「収容系」は、詳細情報から確認できます。
      詳細情報の確認手順は こちら
    • FIC-Portのリソース情報を一括で取得する
      リソース情報をCSVでダウンロード可能です(複数のリソース情報を確認する場合に推奨)。
      CSVのダウンロード方法は こちら
      CSVをダウンロード後、 「port.switchName」 の項目をご確認ください。
    • APIで確認する
      APIで参照可能な項目については、 APIリファレンス をご参照ください。

32.1.3. Connecting Pointを確認する手順

  1. 次のいずれかの方法で、お客さまが所持している FIC-Connectionの接続先 の「Connecting Point」を確認できます。

    • FICコンソールのエリアビューで確認する
      FIC-Connectionの「Connecting Point」は、詳細情報から確認できます。
      詳細情報の確認手順は こちら
    • FIC-Connectionのリソース情報を一括で取得する
      リソース情報をCSVでダウンロード可能です(複数のリソース情報を確認する場合に推奨)。
      CSVのダウンロード方法は こちら
      CSVをダウンロード後、 「connection.destination.interconnect」 の項目をご確認ください。
    • APIで確認する
      APIで参照可能な項目については、 APIリファレンス をご参照ください。
    • FICコンソールのモニタリング機能を利用して確認する
      「Connecting Point」は「Connection詳細」画面、または「イベント履歴」画面で確認できます。
      • 「Connection詳細」画面の確認手順は こちら
        「Connection詳細」画面の 「接続先」 をご確認ください。
      • 「イベント履歴」画面の確認手順は こちら
        「イベント履歴」画面の 「接続先」 をご確認ください。

32.1.4. Resource Groupを確認する手順

  1. 次のいずれかの方法で、お客さまが所持している FIC-FW/NATFIC-Connectionが所属する接続元・接続先 の「Resource Group」を確認できます。

    • FICコンソールのエリアビューで確認する
      FICコンソールでの確認手順については、以下をご参照ください。
      • FIC-Router(FW/NAT)の「Resource Group」は、詳細情報から確認できます。
        詳細情報の確認手順は こちら
      • FIC-Connectionが所属する接続元/接続先の「Resource Group」は、詳細情報から確認できます。
        詳細情報の確認手順は こちら
    • FIC-Router(FW/NAT)、FIC-Connectionのリソース情報を一括で取得する
      リソース情報をCSVでダウンロード可能です(複数のリソース情報を確認する場合に推奨)。
      CSVのダウンロード方法は こちら
      CSVをダウンロード後、以下の項目をご確認ください。
      • FIC-Router(FW/NAT)のResource Group:「router.resourceGroup.component」
      • FIC-Connectionが所属する接続元のResource Group: 「connection.resourceGroup.source」
      • FIC-Connectionが所属する接続先のResource Group: 「connection.resourceGroup.destination」
    • APIで確認する
      APIで参照可能な項目については、 APIリファレンス をご参照ください。
    • FICコンソールのモニタリング機能を利用して確認する
      「Resource Group」は、「Connection詳細」画面、または「イベント履歴」画面で確認できます。
      • 「Connection詳細」画面の確認手順は こちら 「Connection詳細」画面の 「接続元」「接続先」 をご確認ください。
      • 「イベント履歴」画面の確認手順は こちら 「イベント履歴」画面の 「接続元」「接続先」 をご確認ください。

注釈

  • FICコンソールのモニタリング機能の画面では、FIC-Connection(L2接続)の「接続元」、「接続先」は表示されません。

  • 以下のFIC-Connectionに関する故障/メンテナンスの影響については、「Connecting Point」をご確認ください。
    • FIC-Connection Azure Peering Services
    • FIC-Connection Wasabiオブジェクトストレージ
  • 以下のFIC-Connectionが所属する接続元のResource Groupの値は表示されません。
    • 接続先の Connecting Point が「Equinix-TY2-M1/@Tokyo-CC2-M1」「Equinix-OS1-M1/Equinix-OS1-M2」に該当するFIC-Connection AWS(Private VIF)のPaired Connection