28.4. リソースステータスの履歴を確認する

各種FICリソース(FIC-Port、FIC-Router、FIC-Connection)においてリソースステータスの履歴を 「イベント履歴」 画面にて確認できます。
なお、イベント履歴の保存期間は93日間です。
リソースステータスの確認方法は こちら を参照してください。

28.4.1. イベント履歴画面での確認手順

  1. 「グローバルビュー」 の画面左側のメニューから [モニタリング] ボタンを押下し、 「モニタリング」 画面を開きます。

  2. モニタリング画面の左側のメニューのうち、 [イベント履歴] ボタンを押下すると、 「イベント履歴」 画面が開きます。

    ../_images/FIC_Monitoring_EventHistory_01.png

    図 28.4.1 イベント履歴

  3. 「イベント履歴」 画面には各種FICリソースのリソースステータスが変化したタイミングの履歴一覧が表示されます。

表 28.4.1 「イベント履歴」画面の項目一覧
項目 表示内容
日時 リソースステータスが変更となった日時を表示ます。
イベントID イベント毎に設定された一意のIDを表示します。イベントIDはリソースステータスの通知メールに記載されます。
リソース名 リソースステータスが変更となったFICリソースの名前が表示されます。
リソースID FICリソースに設定された一意ID(Fから始まる13桁の番号)を表示します。
機能 当該のFICリソースが「テナント間接続」、または「XaaS接続」であることを示すアイコンが表示されます。※1
エリア FICリソースを購入したエリアの名前が表示されます。FIC-Connectionの場合は、接続元エリア-接続先エリアの情報が表示されます。なお、FICリソースが廃止された場合は、「-」で表示されます。
イベント
リソースステータスの変化に応じて「Link Up」「Link Alert」「Link Down」「BGP Up」「BGP Alert」「BGP Down」「Sync」のいずれかが表示されます。
  • FIC-Portの場合
    • Link Up:リンクアップしている。
    • Link Alert:FIC-Port、またはFIC-Port(XaaS)を購入後からアクティベート完了までの間。
    • Link Down:リンクダウンしている。
  • FIC-Connection(L3接続)の場合
    • BGP Up:BGPピアが確立されている。
    • BGP Alert:Primary、またはSecondaryのBGPピアが確立されていない。
    • BGP Down:BGPピアが確立されていない。
    • Sync:FICの内部処理によってリソースステータスが最新化された状態。※2
詳細 FIC-Connection(Paired)の場合に、PrimaryとSecondaryそれぞれのUp/Down情報が表示されます。
接続元
FIC-Connection(L3接続)の場合に、FIC-Connection(L3接続)が所属する接続元のResource Groupが表示されます。 ※3
Resource Group :故障/メンテナンス時にお客さまで影響を確認するための情報
接続先
FIC-Connection(L3接続)の場合に、接続先の種類によって以下の内容が表示されます。
  • FIC-Portに接続している場合
    収容系
  • 各種クラウドサービスに接続している場合
    各種クラウドサービスのConnecting Point
  • FIC-Routerに接続している場合
    接続先のResource Group
    Resource Group :故障/メンテナンス時にお客さまで影響を確認するための情報
  • XaaS事業者のFICリソース に接続している場合
    XaaS事業者リソース

注釈

  • ※1 「機能」列には以下のアイコンが表示されます。
    • InterTenantIcon :当該のFICリソースが「テナント間接続」であることを示す
    • XaaSIcon :当該のFICリソースが「XaaS接続」であることを示す
  • ※2 FICの故障/メンテナンスなどの作業により、装置とモニタリングのリソースステータス表示のアンマッチが発生した際に、弊社側でリソースステータス表示を最新化する場合がございます。
    「イベント:Sync」実施前のリソースステータス表示と最新化されたリソースステータス表示に差分があった場合でも、メール通知はされません。
  • ※3 以下のFIC-Connection(L3接続)が所属する接続元のResource Groupの値は「なし」と表示されます。
    • FIC-Connection Azure Peering Services
    • FIC-Connection Wasabiオブジェクトストレージ
    • 接続先の Connecting Point が「Equinix-TY2-M1/@Tokyo-CC2-M1」「Equinix-OS1-M1/Equinix-OS1-M2」に該当するFIC-Connection AWS(Private VIF)

28.4.2. イベント履歴をCSVで取得する

イベント履歴をCSV形式のファイルとして取得できます。

  1. 表示画面の右上にある3本の横線のメニューアイコンをクリックすると、 [CSVダウンロード] ボタンが表示されます。 [CSVダウンロード] ボタンを押下すると、CSVファイルが取得できます。