26. エラーメッセージ、および対処方法について¶
Flexible InterConnect(以下FIC)を申し込み時に表示されるエラーメッセージと、その対処方法を説明します。
26.1. API実行エラーとなるエラー一覧¶
No | エラーメッセージ | エラー原因 | 対処方法 | 対象のFICリソース |
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1 | 他の申込みとの競合により、申込みを受け付けることができません。20分ほど待ってから再度お試しください。 | 現在、別のお申し込みを処理中のため、新たにお申込みを受け付けることができません。 | 「申し込み履歴」画面(※1)から処理中のお申し込みがないか(※2)をご確認のうえ再度お申し込みください。
※1:申し込み履歴画面の利用方法は 申し込み履歴画面について を参照ください。
※2:申し込みステータスが「Completed」または「Cancelled」になるまでお待ちください。
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2 | Invalid ipAddress for primary | 接続元と接続先の「接続IPアドレス」が、同じネットワークアドレスに属していません。 | 接続元と接続先の「接続IPアドレス」は、同じネットワークアドレスに属しているかお確かめのうえ、再度お申し込みください。
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3 | Invalid ipAddress for secondary | 接続元と接続先の「接続IPアドレス」が、同じネットワークアドレスに属していません。 | 接続元と接続先の「接続IPアドレス」は、同じネットワークアドレスに属しているかお確かめのうえ、再度お申し込みください。
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4 | source IP address and destination IP address are not on the same network | 接続元と接続先の「接続IPアドレス」が、同じネットワークアドレスに属していません。 | 接続元と接続先の「接続IPアドレス」は、同じネットワークアドレスに属しているかお確かめのうえ、再度お申し込みください。 |
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5 | Ecl Keystone Authentication Error | 「テナントID」、「API鍵」、「API秘密鍵」のいずれかが誤っております。 |
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6 | Not Found | 既に対象のFICリソースは存在しません。 | 該当のリソースが存在しているか(※5)ご確認ください。
※5:最新のリソース情報は、FICコンソールの「エリアビュー」右上の「再読み込み」ボタンを押下することでご確認いただけます。
「エリアビュー」の再読み込み手順は GUI画面による管理手段(FICコンソール) を参照ください。
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7 | CompanyCode does not exist in SSS. | 以下のいずれかが考えられます。
①「Smart Data Platform(Flexible InterConnect)」の契約名義とArcstar Universal One側の契約名義が異なる
② 共通顧客IDがない、もしくは間違っている
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①の対応方法
FICを利用しているSmart Data Platform(以下SDPF)の契約名義とArcstar Universal One(以下UNO)側の契約名義が異なっていることが考えられます。
UNOの代表番号が、SDPFの契約名義と同じ契約名義のものかご確認してください。
SDPFの契約名義とUNO側の契約名義が異なる(異名義の)お申し込みをされる際は、共通顧客ID設定をONにしていただき、UNOの契約名義に紐づく共通顧客ID(Cから始まる11桁のID)を入力してください。
②の対応方法
共通顧客ID(Cから始まる11桁のID)をご確認ください。
FICを利用しているSDPFの契約名義とUNO側の契約名義が異なる(異名義の)お申し込みをされる際は、UNOの契約名義に紐づく共通顧客IDを入力する必要があります。
共通顧客IDにつきましては弊社営業担当までお問い合わせください。
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8 | Specified iP address 'xxx.xxx.xxx.xxx/xx' is overlapping with already existing ip addresses | 「接続ネットワークアドレス」が利用不可IPアドレス(※6)、またはFICの他の申し込みで利用しているIPアドレスと重複している可能性がございます。 |
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9 | ExpressRouteCrossConnection resource not found | Express Routeの「Service Key」に誤りがあります。 | 以下をお試しください。
※7:Express Route作成時に選択するプロバイダ名については Microsoft Azureと接続する を参照ください。
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10 | Invalid approverId | 接続先のテナントが存在しません。 | 接続先のテナントIDをご確認のうえ、再度お申込みください。
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11 | {名称} already exists | 申し込みいただいたFIC-NATの「アドレスセット名」はすでに存在しています。 | 「アドレスセット名」は一意である必要があるため、別の名前で再度お申し込みください。 |
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12 | {名称} Duplicate address set name specified | 申し込みいただいたFIC-FWの「アドレスセット名」はすでに存在しています。 | 「アドレスセット名」は一意である必要があるため、別の名前で再度お申し込みください。 |
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13 | {名称} Duplicate entry name exists | 申し込みいただいたFIC-FWの「ルール名」はすでに存在しています。
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「ルール名」は一意である必要があるため、別の名前で再度お申し込みください。
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14 | Under maintenance from YYYY-MM-DDTHH:MM:SSZ to YYYY-MM-DDTHH:MM:SSZ | ただいまメンテナンス中のため、該当のお申し込みはご利用できません。 | お客さまにはご不便をおかけいたしますが、メンテナンス終了後に再度お申し込みください。
メンテンナンス情報については 故障/メンテナンス情報 をご参照ください。
今後のメンテナンスについては[メンテナンス予定]タブにてメニュー:「Flexible InterConnect」を選択いただきご確認ください。
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15 | Connection is used by FlowLogSpace | FIC-ConnectionにFlow log spaceが適用されているため、FIC-Connectionの廃止ができません。 | FIC-Connectionを廃止するためには、適用されているFlow log spaceを廃止後、再度、FIC-Connectionの廃止をお申込みください。
Flow log spaceの廃止手順は、 Flow log spaceを廃止する をご参照ください。
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16 | Connection bandwidth used by FlowLogSpace cannot be reduced below 40M | FIC-ConnectionにFlow log spaceが適用されているため、契約帯域を50Mbps未満へ変更できません。 | 契約帯域を50Mbps未満へ変更するためには、適用されているFlow log spaceを廃止後、契約帯域の変更をお申込みください。
Flow log spaceの廃止手順は、 Flow log spaceを廃止する をご参照ください。
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17 | ConnectionId {FIC-ConnectionのF番} is in use | FIC-Connectionに対して、Flow log spaceをすでに申し込みされているため、再度の申し込みはできません。 | 選択されているFIC-Connectionでは、Flow log spaceがすでに存在しているため、別のFIC-Connectionを選択してください。 |
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18 | 上記以外のエラー | 上記以外の場合は、システム内でエラーが発生している可能性があります。 | チケットに下記を記載のうえ、チケットシステムよりサポートへお問合せください(※8)。
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26.2. 申し込みステータスが「Cancelled」となるエラー一覧¶
No | エラーメッセージ | エラー原因 | 対処方法 | 対象のFICリソース |
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1 | Contract Management System Error | 接続先のArcstar Universal Oneの新規ご契約の処理がまだ完了していない可能性がございます。 | 代表契約のお申し込み処理が完了してから、再度申し込みを行ってください。
Arcstar Universal Oneの契約処理状況について、弊社営業担当までご確認ください。
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2 | Invalid Contract Information(parentContractNumber or vpnNumber) | 接続先のArcstar Universal Oneの情報について、以下のいずれかが考えられます。
① 代表番号、またはVPN番号が間違っている
② 代表番号とVPN番号の組み合わせが間違っている
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①の対応方法
代表番号の入力欄には、お客さま拠点の回線IDではなく、代表番号を記入いただく必要がございます。
代表番号(Nから始まる10桁のID)、VPN番号(Vから始まる9桁のID)をご確認のうえ(※10)、再度お申し込みください。
②の対応方法
代表番号(Nから始まる10桁のID)、またはVPN番号(Vから始まる9桁のID)の組み合わせをご確認のうえ(※10)、再度お申し込みください。
※10:代表番号、VPN番号の確認方法は こちら を参照ください。
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3 | Invalid connectedNwAddres(Duplicated) | 接続先のArcstar Universal Oneの情報について、以下のいずれかが考えられます。
①ご契約のArcstar Universal Oneで登録されているIPアドレス(代表借用アドレス、拠点契約アドレス等)と重複している可能性がございます。(ただし、包含されているアドレスは許容)
②代表番号とVPN番号の組み合わせが間違っている
③Arcstar Universal Oneの代表番号がNWレイヤー=”L2″のものになっている
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①の対応方法
「接続ネットワークアドレス」を見直して、再度お申し込みを実施してください。
②および③の対応方法
代表番号(Nから始まる10桁のID)、またはVPN番号(Vから始まる9桁のID)をご確認のうえ(※11)、再度お申し込みください。
※11:代表番号、VPN番号の確認方法は こちら を参照ください。
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4 | Cloud API Error | お申し込み時に入力した接続先の情報(Key情報など)に誤りがある可能性があります。 | 申し込み内容に誤りがないかご確認の上、再度お申し込みください。
事象が解消しない場合は、接続先システムの故障やメンテナンスの可能性もございますので、故障/メンテナンス情報(※12)をご参照ください。それでも解決しない場合は弊社サポートまでお問合せください(※13)。
※12:Flexible InterConnectの故障・メンテナンス情報につきましては こちら を参照ください。
各種接続先の故障・メンテナンス情報につきましては各種接続先にご確認ください。 | ※13:サポートへのお問い合わせ内容方法は こちら を参照ください。 |
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5 | 上記以外のエラー | 上記以外の場合は、システム内でエラーが発生している可能性があります。 | チケットに下記を記載のうえ、チケットシステムよりサポートへお問合せください。
サポートへのお問合せ方法につきましては、 こちら をご参照ください。
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