2. ワークスペース/テナント/エリアについて

2.1. ワークスペースについて

Flexible InterConnectを利用いただくためには、Smart Data Platform(以下SDPF)へのお申し込みが必要です。SDPFの利用を開始する際には、お客さまの各種リソースを管理するために、まず ワークスペース と呼ばれる作業スペースを作成していただきます。SDPFのワークスペースを作成する手順については、SDPFの管理機能についてのチュートリアルを参照してください。

2.2. テナントについて

作成したワークスペースを1つ選択してFlexible InterConnectの利用を開始すると、 テナント と呼ばれる「SDPFにおけるリソース管理上の単位」が1つ自動的に作成されます。SDPFのテナントは、ワークスペースの内部ではそれぞれリージョンと呼ばれる区分に所属する形で管理されていますが、Flexible InterConnectの場合には全てのテナントが「グローバルリージョン」と呼ばれる単一のリージョンに属しています。

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図 2.2.1 SDPFのワークスペース/テナント

2.3. エリアについて

Flexible InterConnectにおける1つのテナントは、「Japan East」(東日本)および「Japan West」(西日本)という2つの エリア に分かれており、それぞれに対してお客さまが必要とされるFIC-RouterやFIC-PortなどのFICリソースを購入いただけます。FICリソース購入の際に、接続先のクラウドやArcster Universal Oneの接続ポイントなどに応じて、いずれかのエリアを選択してください。

同一のワークスペースを選択して購入いただいたFICリソースは、いずれのエリアを選択した場合でも、同じテナントに属するものとして扱われます。テナントが異なるFICリソースでも、同一エリアに配置されたものであれば、テナントをまたがって接続することが可能です。

注釈

異なるワークスペース上で作成した別々のテナントに属するFICリソースであっても、実際に収容される機器の地理的な位置は同一になる可能性があります。
FICリソースに対して国や地域レベルでの災害対策、分散が必要な場合には、エリアを別々にしてください。
なお、エリアの情報やFICリソースが収容されているビル等の具体的な設置場所については、情報開示しておりません。