11.7. FIC-Connectionを廃止する¶
11.7.1. 事前に実施いただく事項¶
【FIC-Connection 共通】
- FIC-ConnectionにFlow log spaceが適用されている場合、FIC-Connectionを廃止できません。FIC-Connectionを廃止するためには、適用されているFlow log spaceを廃止後、FIC-Connectionの廃止をお申込みください。
【FIC-Connection Azure ExpressRoute(Microsoft Peering/Private Peering)の場合】
- Microsoft PeeringAzure側でExpressRoute回線とルートフィルターとの関連付けを解除してください。
- Private PeeringAzure側でExpressRoute回線と仮想ネットワークゲートウェイ(VNetGW)の接続を解除してください。
【FIC-Connection Super OCN Flexible Connect の場合】
Super OCN Flexible Connect側でルーティングリソースの廃止を実施してください。
11.7.2. FIC-Connectionを廃止する手順¶
FICコンソールの 「グローバルビュー」 で廃止したいFIC-Connectionのあるエリアを選択し、 「エリアビュー」 画面を表示します。
「エリアビュー」 画面左側のサイドメニューで [コネクション] を選択してください。
画面右側に表示される 「コネクションのメニュー選択」 画面で [スタンダード] を選択してください。
「コネクションメニュー」 画面が表示されるので [廃止] を選択してください。
図 11.7.1 コネクション廃止¶
「コネクション廃止ガイダンス」 画面が表示されるので、 [次へ] を押下します。
「コネクション廃止手続き」 ダイアログに従って、 「エリアビュー」 上でオレンジ色に表示されたFIC-Connectionから対象のコネクション種別を選択してください。
「コネクション名選択」 画面にて廃止したいコネクションを選択し、 [次へ] を押下してください。
「コネクション廃止確認」 画面で内容を確認して問題がなければ [廃止] ボタンを押下します。
「コネクション廃止申し込み受付完了」 画面で [OK] を押下してください。処理が完了すると、 「エリアビュー」 から該当するFIC-Connectionのアイコンが消えます。
「エリアビュー」 画面左側のサイドメニューから [履歴] ボタンを押下し、 申し込み履歴画面 でステータスが 「Completed」 となっていることを確認してください。
注釈
【FIC-Connection 共通】
- 他のテナントとの接続に利用しているFIC-Connectionは、新設の際には承認の手順が必要ですが、廃止に際して承認などは必要ありません。
【FIC-Connection Oracle Cloud Infrastructure(Private/Public)の場合】
- FIC-Connectionを廃止する前に、OracleのVirtual Circuitの削除を実施しないでください。必ず、FIC-Connectionの廃止を先に実施してください。FIC-Connectionを廃止する前にVirtual Circuitを削除した場合、FIC-Connectionの廃止が正常に完了しません。万が一、FIC-Connectionを廃止する前にVirtual Circuitを削除された場合は、チケット にてお問い合わせください。
【FIC-Connection Azure ExpressRoute(Microsoft Peering/Private Peering)の場合】
- FIC-Connectionを廃止する前に以下のMicrosoftのコンポーネント等を削除しないで下さい。必ず、FIC-Connectionの廃止を先に実施してください。
ExpressRouteのService Key
ExpressRoute回線
FIC-Connectionを廃止する前にこれらを削除した場合、FIC-Connectionの廃止が正常に完了しません。万が一、FIC-Connectionを廃止する前にこれらを削除された場合は、 チケット にてお問い合わせください。
注釈
- リソースステータスが正常(BGP Up)、または警報(BGP Alert)のFIC-Connection(L3接続)では、廃止時にリソースステータスが異常(BGP Down)に変化します。そのため、モニタリング機能のメール通知をオンに設定している場合、リソースステータス変化のメールが送信されます。