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dnf(yum)、curl実行に失敗する場合、どのように対処すればよいでしょうか?

vSphere, サーバーインスタンス, ベアメタルサーバー, 運用

2024年11月29日 (2026年10月23日:更新)

リポジトリ切替作業直後であればキャッシュクリアをお試しください。

1. # rm -fr /var/cache/yum/* または # rm -fr /var/cache/dnf/*
2. # yum clean all または # dnf clean all

キャッシュクリア後も状況が改善しない、またリポジトリ切替直後に該当しない場合、以下を参考に切り分けを実施してください。

①リポジトリサーバーと正常に通信できない場合 ※HTTPステータスエラー、Curl error (XX)などが返される状況

【サーバー設定値の確認】

確認事項 実行コマンド例
共通機能ゲートウェイ(169.254.0.0/17セグメント)と接続するインターフェイスが存在することをご確認ください。 # ip a
リポジトリサーバーの名前解決に必要な項目が設定されていることをご確認ください。 # cat /etc/hosts
リポジトリが有効になっていることをご確認ください。 # cat /etc/yum.repos.d/rh-cloud.repo
releasever変数の設定有無をご確認ください。

※EUSを提供しているマイナーバージョンをご利用、及びEUSリポジトリと接続する際のみ必要になります。

# rhui-set-release
OSの環境変数で意図せずプロキシが設定されていないかご確認ください。

※共通機能ゲートウェイ(169.254.0.0/17セグメントのIP)宛の通信がプロキシに向いてしまっていないか確認します。

# env | grep -i proxy
OSの設定ファイルでファイアウォール機器やプロキシサーバーを経由していないかご確認ください。 # /etc/yum.conf

または

# /etc/dnf/dnf.conf

OSのファイアウォールでmasquerade設定をされていないかご確認ください。(firewalldをご利用の場合)

yesと結果が返ってきた場合は無効化をご検討ください。
※リポジトリサーバーとの通信はサーバーインスタンスを送信元として直接接続(169.254.0.0/17セグメントのIP)する必要がございます。

# firewall-cmd --query-masquerade

【リポジトリサーバーとの疎通確認】

確認事項 実行コマンド例
IPレイヤにおける疎通確認をお試しください。 # ping [リポジトリサーバーのIPアドレス]
IPレイヤにおける通信経路をご確認ください。 # traceroute -I [リポジトリサーバーのIPアドレス]
リポジトリサーバーのTCP443ポートへの疎通確認をお試しください。

Connected to 169.254.127.24 など、TCPコネクションが正常に確立されるかご確認ください。
Connection timed out や Connection refused となる場合は、経路上のファイアウォールやセキュリティグループで新IP宛て(ポート443)が遮断されている可能性がございます。
ファイアウォールやネットワーク機器にて通信を許可することをご検討ください。

1. curl による接続確認(タイムアウトの有無)
# curl -v -k --connect-timeout 5 https://[リポジトリサーバーのIPアドレス]/
または
2. nc(netcat)による443ポート疎通確認
# nc -zv [リポジトリサーバーのIPアドレス] 443
クライアント端末からプロキシサーバーを経由して正常に通信が可能かご確認ください。(プロキシをご利用の場合)

プロキシ側で通信が遮断されていないか(403 Forbidden や 502/504 エラーが返っていないか)をご確認ください。

# curl -x http://<プロキシのIPまたはホスト名>:<ポート> -v -k --connect-timeout 5 https://rhcds-sr-vip-jp7.ecl.ntt.com.local/

※JP7リージョンの場合

【プロキシ/クライアントでの名前解決の確認】

確認事項 実行コマンド例
プロキシサーバー(またはクライアント端末)上で、リポジトリサーバーのFQDNが適切なIPアドレス(RHUIv5の場合、169.254.127.24)に解決されているかをご確認ください。

RHUIv5と接続する場合、返答されたアドレスが 169.254.127.24 になっているかご確認ください。
古いIPアドレス(RHUIv4の場合、169.254.127.18)が返る場合や名前解決に失敗する場合は、DNS設定や /etc/hosts 等の定義をご確認ください。
※プロキシやDNS側で名前解決先を変更される場合、ご利用中の RHUIv4への通信に影響が生じる可能性 がございます。既存環境のご利用状況や移行計画に合わせて慎重にご検討ください。

# nslookup rhcds-sr-vip-jp7.ecl.ntt.com.local

または

# dig rhcds-sr-vip-jp7.ecl.ntt.com.local

※JP7リージョンの場合

②特定のパッケージ更新ができない場合

パッケージの検索方法は以下をご参照ください。

参考) RHELの希望パッケージが利用できるか確認するにはどうすればいいですか?

参考) RHELの脆弱性情報や更新パッケージを確認することはできますか?

確認事項 実行コマンド例
OSの設定ファイルで特定パッケージを除外(例:exclude=kernel* redhat-release*)していないかご確認ください。

除外設定がされている場合、記述内容の削除やdnf(yum)実行時に以下のオプション利用をご検討ください。

--disableexcludes

# /etc/yum.conf

または

# /etc/dnf/dnf.conf

 

上記切り分け結果から状況の改善ができない、また原因が不明の場合、①、②で実行した各種コマンド切り分け結果と併せてチケットシステムよりお問い合わせください。