インスタンスやボリュームのバックアップを取ることは可能ですか?

サーバーインスタンス, 運用

2016年4月1日 (2025年3月31日:更新)

下記の2通りの方法でインスタンスやボリュームをイメージ化することで、簡易バックアップを行っておくことが可能です。

本機能は現在の状態をイメージ化する機能であり、スケジューリング機能や差分/増分バックアップ機能、リストア機能等は提供しておりませんので、ご注意ください。
  • スナップショット:インスタンスをイメージから作成された場合(ルートディスクの状態をイメージ化いたします)
    ※インスタンスを停止させてから取得してください。起動状態で取得するとファイルの不整合が発生し、正常に取得できなくなる可能性がございます。
  • ボリュームのイメージ化:ボリュームをイメージ化したい場合(ブータブルボリューム、アンブータブルボリューム等)
    ※ボリュームがインスタンスに接続されている状態ではイメージ化を行うことはできません。インスタンスからデタッチをして、イメージ化を実行してください。
    ※ブータブルボリュームの場合、一度インスタンスを削除していただく必要があります。インスタンスを削除しない状態では、ボリュームをインスタンスから接続解除することはできません。

【参考】
インスタンスのスナップショットの作成
ボリュームのイメージアップロード

なお、バックアップサービスとしてArcserve Unified Data Protection、Arcserve Cloud Directを提供しております。
こちらのバックアップメニューについては、ボリュームから作成されたインスタンスでも、インスタンスの削除を必要とすることなく、バックアップが可能です。

Arcserve Unified Data Protection
Arcserve Cloud Direct

Arcserve Cloud Directについては、サーバーインスタンスのWindows Serverであればイメージバックアップ/リストアは可能です。
その他RHEL、ベアメタルなどのイメージバックアップ/リストアが必要な場合には、SDPFミドルウェアArcserve UDPの利用を検討ください。
また、弊社検証済みのバックアップ手順等は下記をご参照ください。

2. Arcserve UDP 8.xを用いたSmart Data Platform でのバックアップリストア運用例
3. Arcserve UDP 9.0を用いたSmart Data Platform でのバックアップリストア運用例
Arcserve Cloud Direct環境構築手順書
8. <参考>ArcserveUDP バックアップ/リストア時間