モニタリング画面で異常を発見しました。 / “Flexible InterConnect status changed” というメールを受信しました。故障ですか?
Flexible InterConnect, 仕様, 運用
2021年5月26日 (2024年9月12日:更新)
Flexible InterConnect(以下、本サービス)のモニタリング機能により、以下の方法でお客様がご契約されたFICリソースの状態を確認することができます。
(1)モニタリングダッシュボードの「リソースステータス」画面
(2)モニタリングダッシュボードの「イベント履歴」画面
(3)”Flexible InterConnect status changed” というタイトルのメール
これらのリソース状態は、本サービスの設備故障が発生した場合を含む複数の場合に変化し、通知されるため、メールに記載される各項目の意味と想定される原因・お客様にご確認いただきたいポイントを説明いたします。
「リソースステータス」「イベント履歴」画面にて表示される各項目の意味については、チュートリアルをご参照ください。
1. メール記載内容
項目名 | 記載内容 | |
ご利用サービス | “Flexible InterConnect”の固定表示 | |
対象テナント | 本サービスご契約時に設定されたテナント名およびテナントID | |
接続先テナント | (テナント間接続の場合のみ) | 接続先のテナント名およびテナントID |
イベントID | 検知したステータス変化に対して一意に払い出されるID モニタリングダッシュボードの「イベント履歴」画面でも確認が可能 |
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対象リソース | リソースお申込み時に設定したリソース名・リソースID・リソースの存在するエリア | |
リソースタイプ | Port または Connection | |
接続元 Resource Group | FIC-FW/NAT、FIC-Connectionの故障やメンテナンスにて影響を受ける範囲毎に割り当てられたグループ | |
接続先 Connecting Point | FIC-Connectionにおける接続事業者との物理的な接続部分 (冗長構成の場合はPrimary,Secondaryの順で表示) |
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状態変化 | (Portの場合) | ステータス変化前 ⇒ ステータス変化後 の形で表示 正常:Link Up 異常:Link Down |
(Single Connectionの場合) | ステータス変化前 ⇒ ステータス変化後 の形で表示 正常:BGP Up 異常:BGP Down |
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(Paired Connectionの場合) | ステータス変化前 ⇒ ステータス変化後 の形で表示 正常:Primary / SecondaryともBGP Up 警報:PrimaryまたはSecondaryのいずれかがBGP Up 異常:Primary / SecondaryともBGP Down |
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検知内容 | (Portの場合) | Link Up または Link Down |
(Connectionの場合) | BGP Up または BGP Down ※Paired Connectionの場合はPrimary / Secondaryも併記 |
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検知日時 | イベントを検知した時刻(UTC / JST併記) | |
状態詳細 | (Paired Connectionの場合のみ) | ステータス変化後のBGP状態をPrimary / Secondaryそれぞれ表示 |
2. 想定される原因・確認ポイント
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- Portのアクティベート時に、お客様機器が設定されていない
Portをアクティベートされた際に、Portにお客様機器が接続されていない、または接続されていてもお客様機器のPort閉塞などにより光送信していない場合、Link Downを検知する場合がございます。Portに接続されたお客様機器が光信号を送信する状態となっているかご確認ください。 - BGP広告経路数の上限を超過した
本サービスから接続先事業者、または接続先事業者から本サービスへ広告されるBGP経路数が上限値を超過すると、BGP Peerが切断されます。上限値については接続先によって異なりますので、詳細情報 3. FIC-Connectionの各項目をご参照ください。 - お客様回線・機器にて故障が発生した
Portに接続されたお客様回線、またはその先に設置されたお客様機器にて故障が発生した場合に、Link Downを検知する場合がございます。Portに接続されたお客様機器が正常に光信号を送信する状態となっているかご確認ください。 - 接続先事業者にて故障が発生した / メンテナンスを行った
Connectionの接続先事業者において故障が発生したり、メンテナンスを行った際にBGP Downを検知する場合がございます。接続先事業者の故障・メンテナンス情報をご確認ください。 - Connection購入後、接続先事業者側での承認が完了した
FIC-Connection AWS、FIC-Connection Google Cloudについては、FIC Consoleからの申し込み後、接続先事業者側ポータルにて接続承認を行う必要がございます。接続承認のタイミングでBGPが確立するため、BGP確立時にステータスが変化します。故障ではなく、正常な動作となりますのでご安心ください。 - 本サービスにて故障が発生した / メンテナンスを行った
本サービスの故障・メンテナンスのためLink Down, BGP Downを検知する場合がございます。本サイトの故障/メンテナンス情報(故障/メンテナンス履歴)よりFlexible InterConnectのメニューを選択してご確認ください。
または、サポートサイトの工事・故障情報をご確認ください。
※本サイトの故障/メンテナンス情報と、サポートサイトの工事・故障情報の掲載内容や掲載タイミングに差分はございません。
- Portのアクティベート時に、お客様機器が設定されていない
上記のいずれにも当てはまらないにも関わらず、FICリソースのステータス変化を検知された場合はお手数ですがチケットを起票し、お問い合わせください。その際、本ページにてご説明した確認ポイントはすべて確認済みである旨を記載いただくと以降の対応がスムーズとなります。ご協力のほどよろしくお願いいたします。