Windows2019をArcserveでリストアしたところ、ブルースクリーンが出て起動できなくなった。

Arcserve Unified Data Protection, サーバーインスタンス, 仕様

2021年11月13日 (2024年7月8日:更新)

ドキュメントにございますWindows2016の手順とWindows2019の場合では、想定されるdisk接続のdriverが異なるため、互換性の問題から成功しないことが予想されます。

お手数をおかけいたしますが、復旧メディアのイメージ作成と、リストア用の一時インスタンスの作成の間で、
対象のテナントのTOKEN、復旧メディアのIMAGE_IDをご指定いただき、実行コマンドの対象リージョン(例:jp1)の部分を書き換えて頂いた上で、
下記のAPIの実行をお試しいただきますようお願いいたします。

なお、下記コマンドはCentOSでの実行例ですので、お客さまご利用のOSに合わせて適宜修正して実行いただきますようお願いいたします。

$ TOKEN=<YOUR_TENANT_TOKEN>
$ IMAGE_ID=<YOUR_ISO_IMAGE_UUID>
$ curl -s -X PATCH -H "Content-Type: application/openstack-images-v2.1-json-patch" -H "Accept: application/json" -H "X-Auth-Token: ${TOKEN}" -d'[{"op":"add", "path":"/hw_disk_bus", "value":"scsi"},{"op":"add", "path":"/hw_scsi_model", "value":"virtio-scsi"},{"op":"add", "path":"/root_device_name", "value":"sda"}]' https://glance-<対象リージョン>-ecl.api.ntt.com/v2/images/${IMAGE_ID}

(例:jp1の場合)
$ TOKEN=<YOUR_TENANT_TOKEN>
$ IMAGE_ID=<YOUR_ISO_IMAGE_UUID>
$ curl -s -X PATCH -H "Content-Type: application/openstack-images-v2.1-json-patch" -H "Accept: application/json" -H "X-Auth-Token: ${TOKEN}" -d'[{"op":"add", "path":"/hw_disk_bus", "value":"scsi"},{"op":"add", "path":"/hw_scsi_model", "value":"virtio-scsi"},{"op":"add", "path":"/root_device_name", "value":"sda"}]' https://glance-jp1-ecl.api.ntt.com/v2/images/${IMAGE_ID}

また、コマンド実行結果として、数行程度の結果表示がありますが、その表示の中に以下のような記載が含まれていればコマンドは正常に完了しています。
"hw_disk_bus":"scsi"
"hw_scsi_model:"virtio-scsi"
"root_device_name"::"sda"

※curlコマンド実行時にオプションとして「-i」を追加いただくと、HTTPレスポンスコード(例:200=正常)を以ってAPI実行後の確認が可能となります。

その後 、リストア用の一時インスタンスの作成 以降の手順に従って
リストアを進めていただければと存じます。

なお、APIのご利用につきましては、以下のページをご参照ください。
APIリファレンス

APIを初めてご利用になる際には、API鍵/API秘密鍵の取得が必要です。
各サービスへのAPIの実行方法と合わせて、以下のページもご参照ください。
Smart Data Platform APIの利用開始