OracleメニューのWindows Server 2019向けオフィシャルイメージテンプレートで、Windows Server の記憶域プール、記憶域スペースダイレクト機能は、利用可能でしょうか
Oracle, クラウド/サーバー, 仕様
2022年2月8日 (2023年2月22日:更新)
以下のテンプレートから作成された仮想サーバーではご利用いただけます。
・OracleDB-19.3.0.0.0-SE2_include-license_WindowsServer-2019_Datacenter_64_include-license_virtual-server_102
・OracleDB-19.3.0.0.0-EE_include-license_WindowsServer-2019_Datacenter_64_include-license_virtual-server_102
以下のテンプレートから作成された仮想サーバーでご利用いただくためには、下記の手順を実施してください。
・OracleDB-19.3.0.0.0-SE2_include-license_WindowsServer-2019_Datacenter_64_include-license_virtual-server_002
・OracleDB-19.3.0.0.0-EE_include-license_WindowsServer-2019_Datacenter_64_include-license_virtual-server_002
手順
(0) 事前準備として、対象となる仮想サーバーのホスト名、IPアドレス、ドライブ構成/ドライブレターを確認しておきます。
(1) 対象となる仮想サーバーのイメージを取得します。イメージの取得方法は、以下をご確認ください。
ルートディスク の場合:スナップショット
ルートボリュームの場合:イメージにアップロード
(2) 取得されたイメージの詳細を確認し、イメージのUUIDを確認します。
(3) 取得されたイメージに対し、以下のAPIを実行します。
$ TOKEN=<YOUR_TENANT_TOKEN
$ IMAGE_ID=<(2)で確認したUUID
$ curl -s -X PATCH -H "Content-Type: application/openstack-images-v2.1-json-patch" -H "Accept: application/json" -H "X-Auth-Token:
${TOKEN}" -d'[{"op":"add", "path":"/hw_disk_bus", "value":"scsi"},{"op":"add", "path":"/hw_scsi_model", "value":"virtio-scsi"},{"op":"add", "path":"/root_device_name", "value":"sda"},{"op":"add", "path":"/os_type", "value":"windows"}]' https://glance-<対象リージョン>-ecl.api.ntt.com/v2/images/${IMAGE_ID}
トークンの取得は、Smart Data PlatformのAPIをはじめて利用される方へ をご確認ください。
(4) 対象となる仮想サーバーを停止し、インターフェイスの削除、ならびにデータボリュームがアタッチされている場合はデタッチします。
(5) (3)でAPIを実行したイメージから仮想サーバーを作成します。
以下は 、対象となる仮想サーバーと同じものをご利用ください。
-
- ホスト名
- IP アドレス※1
- 対象となる仮想サーバーにアタッチしていたボリューム※2
※1 共通機能ゲートウェイが接続されるインターフェイス以外は、必ず同じIPアドレスとしてください。
※2 OS起動後、ディスクをオンラインにします。 ドライブレターが(0)で確認した値と異なる場合は修正してください。
(6) 新しい仮想サーバーで正常性を確認した後、以下を削除します。
ルートディスクで仮想サーバーを作成した場合:対象となる仮想サーバー、 (1)で取得したイメージ
ルートボリュームで仮想サーバーを作成した場合:対象となる仮想サーバー、対象となる仮想サーバーのルートボリューム、 (1)で取得したイメージ