カスタムメーターエージェントのインストール/アップデート

カスタムメーターエージェントをご利用頂くことで、カスタムメーター機能をより簡単にご利用頂くことが出来ます。
カスタムメーターエージェントをモニタリングの監視対象としたいサーバー上で起動させることで、対象サーバー上での各種メーター値取得とモニタリングサーバーへの登録を自動で実施します。カスタムメーターエージェントの収集対象メーターについては、詳細情報をご確認下さい。
カスタムメーターエージェントの収集対象外のメーターの監視方法については、 スクリプトを用いたカスタムメーターのご利用方法 をご参照ください。
また、 カスタムメーターエージェントのソースコードは GitHub で公開しています。

カスタムメーターエージェントのインストール/アップデート

以下の手順により、カスタムメーターエージェントをインストール/アップデートすることができます。
OSディストリビューションごとに手順が異なります。各環境に適した手順でインストール/アップデートを実行してください。

RedHat系OSのインストール/アップデート手順

  1. リポジトリサーバーの登録
/etc/yum.repos.d/ecl2mond.repo を以下の内容で作成します。
[ecl2mond]
name=Enterprise Cloud Custom Meter Agent
baseurl=http://repo.ecl.ntt.com/packages/rpms
enabled=1
gpgcheck=1
  1. リポジトリ署名公開鍵のダウンロードと登録
# curl -O http://repo.ecl.ntt.com/packages/GPG-KEY-ecl; rpm --import GPG-KEY-ecl
  1. インストール/アップデート
# yum install ecl2mond

Debian系OSのインストール/アップデート手順

  1. リポジトリサーバーの登録
/etc/apt/sources.list.d/ecl2mond.list を以下の内容で作成します。
deb http://repo.ecl.ntt.com/packages/debs ./

注釈

OSディストリビューションによっては、上記手順により、デフォルトのリポジトリサーバー情報 /etc/apt/sources.list を参照しなくなる場合があります。
この場合は、 /etc/apt/sources.list に以下の内容を追記して下さい。
deb http://repo.ecl.ntt.com/packages/debs ./
  1. リポジトリ署名公開鍵のダウンロードと登録
# curl -O http://repo.ecl.ntt.com/packages/GPG-KEY-ecl; apt-key add GPG-KEY-ecl
  1. インストール/アップデート
# apt-get update; apt-cache search ecl2mond
# apt-get install ecl2mond

注釈

カスタムメーターエージェントをご利用頂くには、apt-transport-https パッケージが必要です。
apt-transport-https パッケージがインストールされていない場合は、以下のコマンドでインストールして下さい。
# apt-get update; apt-cache search apt-transport-https
# apt-get install apt-transport-https

カスタムメーターエージェントのアンインストール

以下の手順により、カスタムメーターエージェントをアンインストールすることができます。
OSディストリビューションごとに手順が異なります。各環境に適した手順でアンインストールを実行してください。

RedHat系OSのアンインストール手順

  1. アンインストール
# yum remove ecl2mond

Debian系OSのアンインストール手順

  1. アンインストール
# apt-get remove ecl2mond

注釈

カスタムメーターエージェントが停止していることを確認してから、アンインストールしてください。