SDPFクラウド/サーバーにおける リージョン,ゾーン,グループの階層の見直しについて

クラウド/サーバー

2025年6月23日 (2025年6月23日:更新)

平素よりSmart Data Platform (以下SDPF)をご利用いただき誠にありがとうございます。

SDPFクラウド/サーバーにおける、リージョン,ゾーン,グループの階層の見直しについてお知らせいたします。

 

1.概要

SDPFクラウド/サーバーのリソースの収容単位である、リージョン、ゾーン、グループの階層の定義を下記のように見直します。

 

主な変更内容

・エリアを、地域とビルの単位として第一階層に定義

・リージョンを、管理システム等の単位として第二階層に定義

・ゾーン/グループを、物理収容設備の単位として第三階層に定義

 

関連するSDPF KCのページは以下です。
https://sdpf.ntt.com/about-region-zone-group/

 

 

2.修正内容

■現在

階層 名称 概要
第1階層 リージョン リージョンを分けることでお客さまは国や地域レベルの分散が可能です。

これにより、お客さま自身で大規模災害などに対する災害対策を実現できます。

リージョンには、通常のリージョン(JP1~)とGL1リージョンの二種類があります。

通常のリージョンの詳細は、こちらを参照ください。GL1リージョンは他社のサービスを調達して弊社から再販する等、通常のリージョンとは違う考え方のメニューを提供するためのリージョンとなります。

第2階層 ゾーン ゾーンを分けることでお客さまはビルレベルの分散が可能です。

これにより、お客さま自身で局地的な災害などに対する災害対策を実現できます。

第3階層 グループ グループを分けることでお客さまは物理収容設備レベルの分散が可能です。

これにより、お客さま自身で収容設備の故障などに対する対策を実現できます。

 

■2025年6月23日以降

階層 名称 概要
第1階層 エリア エリアを分けることでお客さまは地域、ビルレベルの分散が可能です。

これにより、お客さま自身で大規模災害などに対する災害対策を実現できます。

エリアは所属するリージョンを選択頂くことで選択可能です。

(明示的にエリアを選択する画面等はありません)

第2階層 リージョン リージョンを分けることでお客さまは管理システム、ネットワーク基盤、物理収容設備レベル、の分散が可能です。SDPFクラウド/サーバーではリージョン単位に管理システム、ネットワーク基盤、物理収容設備を独立して構築しています。そのためお客様はリージョンを分けることでシステム、ネットワーク全体の故障などに対する対策や収容設備の故障などに対する対策を実現できます。

なお、複数のリージョンが同一のデータセンターに収容される場合があるため、ビルレベルの分散が必ず担保されるわけではありません。

リージョンには、通常のリージョン(JP1~)とGL1リージョンの二種類があります。

通常のリージョンの詳細は、こちらを参照ください。GL1リージョンは他社のサービスを調達して弊社から再販する等、通常のリージョンとは違う考え方のメニューを提供するためのリージョンとなります。

第3階層 ゾーン/グループ ゾーン/グループを分けることでお客さまは物理収容設備レベルの分散が可能です。

これにより、お客さま自身で収容設備の故障などに対する対策を実現できます。

なお、ゾーンは将来のサービス拡張性のために用意してあり、現在は必ずzone1となります。

 

3.本修正の実施予定日

2025年6月23日(月)

 

4.本修正に伴うサービス影響

ご利用中のメニューへの影響や、お客さまに実施いただく作業はございません。

 

 

今後ともお客さまにとってより良いサービスをご提供できるよう努めてまいりますので、引き続きご愛顧下さいますよう何卒宜しくお願い致します。