SDPF クラウド/サーバー Managed Load Balancerにおける機能改善
Managed Load Balancer, クラウド/サーバー
2025年5月15日 (2025年5月15日:更新)
平素よりSmart Data Platform (以下SDPF)をご利用いただき誠にありがとうございます。
SDPF クラウド/サーバー 「Managed Load Balancer」における機能改善についてお知らせいたします。
機能改善対象のメニューについては以下の通りです。
対象メニュー | 提供リージョン | 提供開始日 |
Managed Load Balancer | JP1 / JP2 / JP4 / JP5 / JP6 / JP7 / JP8 | 2025年5月15日 |
以下のような機能追加を行いました。
- バックアップターゲットグループ機能
- 負荷分散先のサーバーが全てダウンした際に通信を転送するバックアップターゲットグループが指定可能になります。
- バックアップターゲットグループの利用により、負荷分散先サーバーのActive-Standby構成が可能になります。
- パーシステンスの有効期限をお客さま指定値で設定可能
- デフォルト値で提供していたパーシステンスの有効期限をお客様が指定して設定できるようになりました。
- Server Name Indication 機能
- リスナーのプロトコルがHTTPSである場合、クライアントが指定するホスト名に応じて、複数のSSL証明書を使い分けることができるようになりました。
- Server Name Indication 機能の利用により、1つのリスナーで複数のドメインに対応することが可能になります。
- パスフレーズ付きのSSL証明書対応
- 秘密鍵のアップロード時にパスフレーズを入力することで、パスフレーズ付きのSSL証明書が利用可能になりました。
- カスタマーポータル/API/モニタリング経由で参照可能なSSL証明書情報の拡充
- カスタマーポータル/API経由でアップロードしたSSL証明書及びCA証明書のIssuer情報、Subject情報、有効期間、鍵アルゴリズム、シリアル番号、フィンガープリントが確認できるようになりました。
- カスタマーポータル/API経由でアップロードしたSSL秘密鍵の鍵アルゴリズムとパスフレーズ設定の有無を確認できるようになりました。
- モニタリング機能にて、SSL証明書の有効期限までの残り日数及び有効期限内であるかを監視できるようになりました。
各機能の詳細は、SDPF Knowledge Centerをご参照ください。
https://sdpf.ntt.com/services/managed-lb/
今後ともお客さまにとってより良いサービスをご提供できるよう努めてまいりますので、引き続きご愛顧下さいますよう何卒宜しくお願い致します。