Hybrid Cloud with Microsoft Azure における弊社管理機能の変更について

Hybrid Cloud with Microsoft Azure, クラウド/サーバー

2023年5月25日 (2023年5月25日:更新)

平素より Smart Data Platform (以下、SDPF) をご利用いただき誠にありがとうございます。

Hybrid Cloud with Microsoft Azure における、CSP パートナー (弊社) の管理権限の変更についてお知らせいたします。

 

概要

Microsoft 社は、Azure を管理するパートナー (弊社) がサポートを行う際に使用する代理管理権限の仕様をDAP (Delegated Admin Privileges) から GDAP (Granular Delegated Admin Privileges) に変更します。

これに伴い、Hybrid Cloud with Microsoft Azure が保持するパートナー (弊社) の管理権限を GDAP に変更いたします。

GDAP は、ゼロトラストサイバーセキュリティプロトコルに従い、パートナーに最小限の特権アクセスを提供するセキュリティ機能です。

 

詳細な委任された管理者特権 (GDAP) の概要:

https://learn.microsoft.com/ja-jp/partner-center/gdap-introduction

 

お客さま環境の管理権限は、パートナーである弊社がサポートを行うために必要な権限です。このため、GDAP で設定した弊社の管理権限をお客様にて削除されるとサポートができなくなりますのでご注意ください。

 

主な変更内容は以下のとおりです。

 

■ これまでのパートナー管理権限 (DAP: Delegated Admin Privileges)

  • グローバル管理者権限 (ほとんどの管理機能へのアクセスが可能)
  • 有効期間は無期限
  • お客さまによる承認プロセスは不要

 

■ これからのパートナー管理権限 (GDAP: Granular Delegated Admin Privileges)

  • 弊社サポート業務に必要な権限 (詳細は別途 SDPF  Knowledge Centerにてお知らせいたします)
  • 有効期間は 2 年
  • お客さまによる承認プロセスが必要 (Hybrid Cloud with Microsoft Azure ポータルによる操作を予定)

 

影響

お客さまへのサービス影響はございません。

現在、Hybrid Cloud with Microsoft Azure をご利用中のお客さまに実施していただく操作はありません。弊社にて順次切り替え作業を実施させていただきます。

切り替えに際して、お客さまによる承認プロセスは不要です。

 

スケジュール

 既存アカウントの切り替え作業:

2023 年 6 月以降、順次実施(個別の連絡は致しません)

 

  新規申込対応:

2023 年 第2四半期(7月~9月)予定

これ以降は、新規お申し込み時に GDAP 承認プロセスが必要となります。

 

今後ともお客さまにとってより良いサービスをご提供できるよう努めてまいりますので、引き続きご愛顧下さいますよう何卒宜しくお願い致します。